『初夢のうたかたは…』

先日の記事で書き始めた初夢のお話…
WWHなあのジンくんが…
私の職場に登場しています…

思い出すと思わず…
ほっこり笑ってしまって
ちょっぴりあたたかい気持ちになって
ジンくんのその人柄に 
気持ちを馳せずにはいられなくなる

そんな私の 
2024年1月1日の夜の夢…

続きを書いていきたいと思います…





山積みの荷物が載った荷台を押す同僚と
その先の乗り越えられない小さな段差
私は咄嗟に身体が動いて
荷台の前方を掴もうと身を屈めました

だけど…この後先を考えない行動が
次の結果を呼び寄せることになりました

私の胸に乱雑に抱えられていた
資料やら作業用の道具やらが
私の手元をするりと潜り抜け
あろうことか荷台の上に落ちていきました

はっと…気がついた頃には
もう時既に遅し…
落下した私の荷物は
派手な音を盛大に立てながら
荷台の上の荷物までをも巻き込んで
廊下に散乱していきました…

『わぁぁぁ!本当にすみません!
 余計なことをしました!
 大丈夫ですか?壊れてないですか?』

散らばった荷物を必死にかき集めながら
同僚の顔を見る余裕もないほどに
私は早口で謝罪の言葉を口にしました


もうっ…なんなのこれ…
バカっ!アホっ!マヌケっ!ポンコツっ!
少し考えればこうなること…分かるやんっ!
こんなん…相手からしたらいい迷惑だよ…
何もしないほうがマシだったじゃないか…
もう…私っていっつもこう…なんでダメなの…


そこには苦笑いしながらも…
私の失態を咎めない同僚がいました 

当たり前に居心地が悪くて
その居た堪れない空気を感じながら
何度も何度も謝罪を繰り返し伝えて
荷物の積み直しをしました

その時…

『やー!これは派手にやりましたね
 壊れたんじゃないですか?あーあ…』

ちょっぴり大袈裟な言い回しが
しゃがみながら荷物を拾う
私の頭の上から聞こえてきて
思わず顔を上げると
そこには片膝をつきながら荷物を拾う
ジンくんの姿がありました…


ジンくん…先に行ったのに…
わざわざ戻ってきたの…?
もう…こんなドジでうっかりなところなんて
見られたくなかったのに…はぁぁ…もうヤダ…


私の不注意による荷物の散乱も
無事に片付けが終わり
それぞれに自分の仕事に向かおうと
廊下を歩き出した時…
ジンくんはまた私に言葉をかけてきました

『それにしても…すごい音でしたねー
 がらがらがら〜って』

『はい…本当にすみません…
 ご迷惑をおかけしました
 後でちゃんと使えたか確認しておきます』


ジンくんと交わした初めての会話が
こんな内容だなんて…本当に最悪だよ…


そんなふうに思い…ジンくんの顔も見ずに
俯いたまま謝る私に
ジンくんは続けてこう言いました…

『あっ!そうそう!
 今日…これ!◯◯さんの使いますね』

驚いて顔を見上げたその先には
今日初めて私と視線が重なる
ジンくんの綺麗な瞳がありました

『ほら…◯◯さんのこれ!
 使いやすそうだし…これ使ったら
 仕事も上手くいくような気がするでしょ?
 今日は僕が…これを使います』

ほら、これ…と言わんばかりに
私の目の前に差し出すジンくんの手には
拾ってくれたであろう私の荷物があって…

私とそれを悪戯そうに見比べながら
そう言って笑うジンくんは
ちょっぴり確信犯で…
私も思わず笑ってしまったのです


さっきまで早い足取りで歩いていたのに…
今は…歩く速さを私にあわせてくれてる…
荷物を拾う時もわざと大袈裟に騒いで
あの場の空気を和ませてくれて…
私の荷物もいつの間にか拾ってくれていて
しかも…黙って今も持ってくれている…
ちょっと遠回しだけど…励ましてくれて
私が纏う空気を変えてくれた… 

ありがとう…ジンくん…

でもね…ジンくん…
ジンくんがさ…それを使ったら…
私は…?私はどうしたらいいの?
まぁ…いっか…まぁ…いいよ…うん…いいよね…


『えっ?いいですけど…
 よかったら使ってみてください…』

私の返事を聞いたジンくんは
また元の歩幅に戻って
私の先をずんずんと歩きはじめました

私もジンくんの何故だか楽しそうな
その横顔を見つめながら
その大きな背中を眺めながら
小走りで仕事に向かいました



 

ここで…この夢から醒めました

1月1日の夜…予想もつかない事が起きて
これからどうなるのか…
どうしたらいいのか…
不安に感じる中…眠りにつきました

そんな時…
ジンくんが見せてくれた夢…
ジンくんの優しさが溢れた夢…

ありがとう…ジンくん…

ジンくんのおかげで…
気持ちがあたたかくなりました
ジンくんのおかげで…
新しい年の幕開けを
自分なりに受けとめることができました

私の初夢…
2024年の初夢…

ありがとう…ジンくん…





大好きなみなさん…
jiminちゃん…

夢ってすごいですよね…
あのジンくんとおしゃべりできちゃう…!
自分でもびっくりです…

ジンくんがあの日…
私の夢で伝えたかったことって
何だったのかな…と今でもふと思います


大好きなみなさんも…
jiminちゃんも…

ジンくんの夢…見たことありますか…
おもしろくて優しいジンくんの夢…
見たことありますか…

どうか…夢だけでも
素敵で楽しい…穏やかな夢を見てください…

大好きなみなさん…
jiminちゃん…

みなさんの夜がいつも幸せでありますよう
心から願っています

どうか…小宵も素敵な夢を…