あら吹く風はいかにと宮木野の小萩がうへを人のとへかし(新古今和歌集.雑.赤染衛門)


吹き荒れる風の具合はどうだと小萩

(=子ども)の様子を気遣ってはいかがかしら


野辺(のわき)の翌朝子どもの様子を見に来ようとしなかった男(=夫)に贈ったストレートな恨みの歌


宮木野(=宮城野)は萩の名所で歌枕

小萩を導いており小は子をかけあわせている