京都と大阪の中間にある大山崎


JR山崎駅降りて直進40m

阪急大山崎駅からなら西国街道に沿って西へ100m行ったT字路に離宮八幡宮があります


東門(大山崎指定文化財)が迎えてくれます


離宮八幡宮は岩清水八幡宮の元社にあたり八幡大神を祭神とする神社です


貞観元年(859年)に清和天皇が信託により国家安泰のため八幡総本宮

である宇佐八幡宮から分霊し


日本三大八幡いうたら

宇佐八幡宮、岩清水八幡宮に筥崎八幡宮(鶴岡八藩宮)でしょ


もうそこらへんから岩清水八幡宮とはなんだかんだと確執ゆうか神さんてもとは人間なんですよねややこしいですね


平安京の守護神として奉安することとしその時に九州に使わされた大安寺の僧行教が帰途山崎の津(当時の淀川水運の拠点港)で神降山(夜の山)に霊光を見


その地より岩清水が沸いたのを帰京後天皇に奉上したところ国家鎮護のため清和天皇の勅命により岩清水八幡宮が建立されたのが始まりとされています


地元の方はもともとこの山は山崎山と呼んだはります大阪京阪神に信仰のある麓にある山崎聖天


西山と牛頭天王で西山天王山というわけなんです


男山八幡岩清水八幡宮と大山崎西山天王山は「岩清水八幡宮」を巡って争って負けたんですよね


離宮八幡宮というのは嵯峨天皇の離宮「河陽かや離宮」跡であったので社名を離宮八幡宮とし離宮八幡宮として成立しました


八幡八幡宮を巡っても創建については諸説あり岩清水八幡宮と同時に成立したとは考えられないという説や


離宮八幡宮は南北時代から室町時代に成立したという説がありますどちらが本宮か後先かこれも対岸の争いですね


西の日光といわれた離宮八幡宮の繁栄と衰退を油の話を交えて追っていきたいと思います


川の流れるともに油も流れ繁栄する