雨が降らないのは
天と地のバランスが崩れているからであり

物が天と地の中間に留まり

続けることで


天と地の媒介となると考えた


鞠を空中に蹴り上げる儀式をおこなうことで両者のバランスを取り戻そうとした


これが雨乞い神事としての蹴鞠の始まりだそうです


それがいつの間にかスポーツとなってしまったんですよね


蹴鞠の元は中国なんですけども


軍事教練として利用されはじめて

俊敏さや高さを競うスポーツとなり

流派や家元が出来て


御公家さんだけやなくてそれで蹴鞠が一時期禁じられたそうです


やはりオリンピックでもそうですけども最初は神事としてスポーツの競技ではなかったと思います


私は体育会系ではないから分からんけどスポーツとして勝ち負けが必要だというひとがいます


だから天と地のバランスも崩れるのではないだろうか


白峯神宮の精大明神が蹴鞠と関係するのは


精大明神が祀られているのは京都白峯神宮と滋賀平野神社で


蹴鞠が御神体だそうです


大納言成道という鞠の名人が千日鞠を成就したその日の朝にに猿の姿をした鞠の精霊を見た


その猿は頭に金色の鞠の紋があった

以来精大明神というのは猿の姿をしているということになり


蹴鞠会は申の日の申の刻から始められるようになった


蹴鞠から発展して現在ではスポーツ

.競技の守護神として崇められるようになった


猿が人間の始まりですからどこで

バランス崩してしもたんかしらんけどね


仲良う他のもんとも同じ自然界に生きとるもんとしてつきあっていけたらいいですね