水害の街大阪そして高槻市

芥川源流は亀岡市明神ヶ岳付近を源流とする田能川と


京都市西京区小塩山付近を源流とする出灰川からなりつまりどっちも旧南桑田樫田村なのです


芥川竜之介の蜘蛛の糸は理解不能読解不能な年齢であっても芥川竜之介の芥川だみたいな親近感を持っていました


田舎坊主のええとしした男子は余程悪ガキして怒られたんか蜘蛛の糸の話苦手でその話やめて怖いからとなるのが面白いです


水害と地名の深い関係があることが

水害の街大阪そして高槻市を流れる芥川にあるということを


作家芥川竜之介は想起しても高槻市を流れる芥川の地名は誰も知らないのではないだろか


芥川竜之介の芥川は同名の高槻市を流れる芥川の河川に由来するということも知らないだろうし聞いただけでへぇーとなるだろう


芥川竜之介といえばいくつもの作品は国語の教科書でお目にかかり学んでるだけではなくて


御子息の長男である芥川比呂志は俳優.演出家として三男の芥川也寸志として知られ名門の名前をほしいままにしてきた


この名門の芥川家が何故水害に関係しているのだろうか


芥川もよく災害地名として取り上げられているが芥とは塵、屑、塵を意味するので


芥川は文字どおり塵と屑のたまる川という意味になる塵や屑は水に流されて川の底流地に溜まるので水害の理屈が高いという理屈で


芥川で洪水が起きてるのは事実だが

洪水を引き起こすのは地名のみではなく降水量が決定的な要因であることをも忘れてはならない


どんな河川でも一定の許容量を超えた降水量があれば氾濫するそれが自然の摂理で我国にある芥川である


確認されている芥川と呼ばれている河川は三重県鈴鹿市を流れる鈴鹿川水系の一級河川


主に大阪府高槻市を流れる淀川水系の一級河川


愛媛県宇和島市を流れる四万十川水系告森川(こつもりがわ)支流の一級河川


このうち全国的にもっとも知られているのは高槻市の芥川で高槻市には芥川町という町名もある


西国街道(京都から山崎を経て西宮で中国街道と交わるまでの約64キロの脇街道)六宿の一つ芥川宿として栄えたことでも知られる


芥川は大阪府と京都府の府境界にある摂丹山地を源流として高槻市を南流して淀川に注ぐ全長25キロという比較的小さな河川で


上流は高槻市民の桜の名所ハイキングコースとして知られる摂津峡で高槻市を北から南に流れ女瀬川(にょぜがわ)と合流してからは天井川となって淀川に注いでいます


芥川の名称の由来は阿久刀荘園の川の阿久刀川から転じたものであるといわれています


芥川は伊勢物語の第六段に書かれてる川との説があります


芥川は歌枕として歌人に詠まれてきました


はつかにも君をみしまの芥川あくとや人のおとづれもせぬ(伊勢)


人をとく芥川てふ津の国の名には違うはぬ(拾遺和歌集)


芥川はこれまで1935(昭和10)年

1953(昭和28)年1967(昭和42)年

の3回に渡って決壊しています