春の象徴といえば桜ですがこの桜の花が浮かぶ石の桜石と桜天満宮それから菅原道真との関係についてのお話です


桜石の桜の桜の面白いところは植物の桜と違って植物の桜の花びらは5枚ですが


桜石の花びらは6枚です

鉱物は奇数を嫌いますそれが何故かは私には分かりません


桜の花びらは5枚ですが桜石の花びらは6枚なので不思議だなあと長年思っていたことは確かです


菅原道真が京都の宮中で陰謀に引っかかり九州太宰府に左遷されて流されました


道真は左遷の際忠臣高田若狭介正期に桜の木を与えた桜の花が咲かなかったとしに


菅原道真に何かあったのではと正期は不安になり太宰府に趣いた


このことに感動した道真は天拝山福岡県筑紫野市で自刻像をつくり持ち帰らせた


正期は独鈷抛山の麓鹿谷に賜った菅原道真の自刻像と桜の木を祀り正木の死後桜は枯れてしまいましたが


積善寺のお社を建立したのが始まりでそれが桜天満宮であり桜石であるといわれています桜の木のあった辺りの石に桜の形をした石が浮かびあがってきた


桜の木の桜は枯れてしまうことはあっても石のなかに咲く桜は枯れてしまうことはないのです


それが亀岡に伝わる菅原道真の桜石の伝説です


山陰本線亀岡駅から西6km

(駅から車で18分)

亀岡市薭田野町柿花から湯の花温泉にかけてが桜石の採掘場所です


でもいまは勝手にとれば罰金もので法に触れます国の天然記念物に指定されているものなので


マムシとハブがよく出るとこなのでご注意をお願いしますねとはいっても乱掘が酷くていまではなかなか無理みたいですね


見つけるのは純粋な子どももしくは

子どものような心を持った人にしか

無理なんだとか欲にまみれては駄目なのですね


平安時代創建積善寺のお寺の境内にある桜天満宮がそこが一番桜石のよくとれる場所でお散歩に来た子たちが上手によく見つけていくそうです


数年前迄は参拝者にお渡しされていたのですがいまでは国の天然記念物

になったので出来なくなったということです


独鈷抛山といえばどっこいしょの謂れのある山弘法大師が開創した千手観音のある千手寺がありますよね


巨石と巨石信仰のある行者山は並河から千代川にかけてある山ですがそのお隣が独鈷抛山の山になりまして麓が薭田野町鹿谷になります


鹿谷には大谷鉱山がありましてそのところが鬼に繋がったのではないかと思います


大谷鉱山社宅跡が光る石の博物館となっております


実際鬼っ子がやんちゃが多くてね

なんかゆうたらああ薭田野か鹿谷か

あんまりいい噂なかったですね


お隣の吉川としてはかなり鍛えられました


亀岡は遺跡であったり鉱石が豊富なので伝わるお話が多いです