日本人最古の犬だと言われている
足往(あゆき)はどのような犬だったのだろうか犬の祖先は狼と言われているけど狼は狼犬は犬なんだよね
丹波国桑田村には甕襲(みかそ)という人物がいた日本書記に伝わる丹波国桑田村の里人として記載される人物です
甕襲(みかそ)の家には足往(あゆき)という犬がいて「牟土奈(むじな)」という山獣を食い殺した
山獣牟土奈の腹から八尺瓊勾玉(ヤサカニノマカルタマ)が出てきてあったのでそれを朝廷に献上した
その宝は石上神宮(奈良県天理市)にあるといいます犬を使った害獣駆除、犬山の日本最古の記録とされています
犬山とは犬を使って山野に狩猟をすることまたはそれを生業とするひとのことです
犬飼天満宮(犬甘)の背後にある犬飼城の記録が天保元年以後焼失されたというのが残念ですね
説話に登場する八尺瓊勾玉は八尺という長さで単に大きいことを示したものであり三種の神器の一つとされる八尺瓊勾玉は別にあります
八尺瓊の勾玉は八尺瓊曲玉ともあり
いやいや鏡と剣だけで玉は身に付けるものだから献上したりするほどのものではない
三種ではなく本当は鏡と剣だけの二種ではないかといろいろありますね
その有るか無いか分からないお宝を納められている石上神宮(奈良県天理市)ですが物部氏の本拠地であり
武器庫であったそうです
三種の神器の一つとして知られるあるんかないんか分からない八尺瓊勾玉(八尺瓊曲玉)とは別に
一般に別のものとされるその理由として説話に登場する獣のムジナが特異性のない動物であることやら
勾玉に神性を与える存在ではない石上神宮に納められた経緯も物珍しさのためとされています
だけど一部ではこの勾玉が三種の神器となった説も存在しています
牟土奈は大和王権に敵対する首長を指すとの説もあります勾玉の献上はレガリア(首長の政治的権力の象徴品)としての献上を意味する
説話は丹波国桑田の首長が大和政権へ服属したと表すことを指摘されているが素直に従うべくもなく
武器庫であった物部氏の本拠地である石上神宮に納めるような物珍しいものとは牟土奈とされた首長の内蔵ではなかったか
そういうのを以前記載見かけたようだが権力者というものは力見せつけ誇示しようとするから時に恐ろしい
ものがあります
珍しく犬に関する伝承が載せられていることから
屯倉警護にあたった犬養部の伝承としてこの説では丹波国に設置された
蘇斯岐屯倉「そしきのみやけ」が三宅神社(亀岡市三宅町)に推定されることや亀岡市曽我部町犬飼という市内の地名が根拠として推定される
秦氏が地にの開拓の為に傘下の犬飼衆を連れてきたとされている
犬飼といえば県犬養三千代で橘三千代ともいうが藤原不比等の後妻でもあった
県犬養氏は屯倉を守護する
伴造氏族でもある
政所という家政所を表わしている
地名と荒打の意味は意味はよく分からないが
走田神社から曽我谷川の水路に出て曽我部町にまわり
犬飼川沿いに犬飼川の水源の西別院犬甘野に
犬甘野蕎麦は歴史は未だ若いが蕎麦の種類は玄蕎麦で美味しいし風土に
とてもよく合っている
摂津国境は犬飼川の水源の犬甘野となっているが豊能と能勢からも合わせてくるのです
池田街道に余野街道
京都からの能勢妙見ルート
越境合併後西別院犬甘野牧村は
豊能郡豊能町牧となった牧の棚田はとても美しい
街道はとても賑わいをみせた
犬甘野と犬飼は昔から移り変わり
と出入りの激しいところで
今は大したことのないただの
田園地帯ですがそれで良かったと
思います
いまは映画クイールにもなった
関西盲導犬訓練センターが犬飼にあります
どちらにしても犬に縁のある地域でありますね