吉田口・富士山山頂
山頂です。
彼を待ち、手を繋ぎました。最後の岩の階段で足並みを揃えます。登頂。富士山頂上浅間大社奥宮にいた登山者の女の子たちが拍手してくれました。富士山登頂です。二度目の登頂です。七合目から吉田口の頂上まで遠かったです。控えめに言っても遠かったです。よく歩きました。
標高が低い所から始まる2日目は体力勝負でした。
旦那さんは今回もそばで励ましてくれました。一緒に登ってくれて、支えてくれました。それは富士山だけどいつもの日常と変わりませんでした。
「ここで前回ご来光を見たね。」彼に促されて木製のベンチに腰かけました。雲海を見ながら彼とお汁粉を飲むます。富士山だからこそ感じる美味しさです。ここでしか味わえません。澄み切った青空の下には分厚い雲が何層にも重なり合い、その隙間から富士吉田市や、忍野八海や、山中湖が見え隠れしています。富士山から見る山中湖は鯨の形、そう思い返していると『写真を撮ろうか』と声をかけられました。笑顔の私たちの間に鯨がいます。お互いの写真撮影を終えると登山者が教えてくれました。『これだけきれいに鯨が見えていたら上出来だよ』温かい言葉を交いただきました。
先ほどの場所に戻り下山を開始してもいいくらい富士山に満足しています。
彼が郵便局に行こうと言いました。時間は9時前。私の登頂記念切手が欲しいという願いを叶えようとしています。「歩けるかな?」今回何度目の問いかけでしょう。富士登山中、私が何度も口にした言葉です。大丈夫だろうか、登れるだろうか、動けなくなるだろうか、自分の体力が信用できなくて口からこぼれてしまう言葉でした。旦那さんはそのたびに「大丈夫)と言います。それだけです。
前回寒さに凍えながら購入した自販機の前を通ります。値上がりしたようで全品500円でした。その変化に気付けるのも嬉しい、2回目の富士山です。
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