朝日を浴びながら富士山頂を目指す
ご来光後の富士の太陽は容赦なく降り注いできます。
空が濃い青になるまでそう時間はかかりません。朝日を浴びながら、ここから山頂を目指します。近くて遠い富士の頂です。目の前に見えていた大使館に辿り着くと、オレンジ色を帯びた雲海の上に青と水色に澄み渡る空が見えました。進む岩場はご来光後、太陽に照らされオレンジ色に輝いています。
8合目逢菜館もオレンジ色に染まっていました。日差しは時間を追うごとに温かく感じられ、風もありません。
アネッサを塗りなおしながら山頂を目指します。遮るものがない太陽は、その威力を存分に発揮しています。
白雲荘付近では工事が行われていました。5合目で出会った無料ガイドさんが教えてくれた、もろくて美しい富士山を思い出します。昔から富士山の登山道は手を加え続けています。
元祖室に到着です。宿泊先の富士一館の姉妹館です。ここまで2時間といわれていました。「歩いたなぁ。」空は徐々に青くなりオレンジ色が薄まった雲海が白く眩しく太陽光を反射しています。
見慣れた富士山ホテルにようやくたどり着きました。外の温度計は25℃。日差しの強さを感じます。ここからが大変です。一度経験しています。酸素を求めて、息を深く吐きます。
本八合目トモエ館と本八合目胸突江戸屋が軒を並べるあの場所です。見上げると富士の赤い肌に、ジグザグと登山道が刻まれていました。山頂が遠くに見えます。
浅間大社境内に足を踏み入れました。
富士山八号五尺の御来光館を通過します。青い空、太陽はいつの間にか高い位置から陽を浴びせてきます。眩しい、サングラスが欠かせなくなりました。小屋の脇の岩場に白い布団が干されていた。太陽の恵みです。足元は赤い砂道が続いています。
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