ULTRA-TRAIL Mt.FUJI 2023 【①START~A3 本栖湖】 | feel the Another World

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陸上から、もう一つの世界を感じる。
時にはロードから、時にはスタンドから。
ロードは栄光への花道。
競技場は世界の風を感じる場所。
⇒「走ることは生きること」

<スタート直前>

スタート・こどもの国に到着した時から暑かった。日差しも強い。

なるべく温存すべく、極力車の中で過ごした。

ギリギリまでザックもサポーターに持ってもらった。(そんなことをしているのは私だけだったかもw)

 

楽しみにしていた開会式を見るべく、スタートゲートまで移動するも、

日差しのせいか頭痛が出てきてしまい、テントの影に座って、開会式を眺める。。

この時、塩タブレットを3つしか持っていないことを少し後悔するも(車にはあるがさすがに頼めなかった)

もはや仕方あるまいと割り切り、塩タブレット1つとバターロールを頬張りながらスタートを待つ。

 

スタートはWAVE3の最後尾からスタート。

GARMINのLive trackの切り忘れに直前に気づき、ギリギリまであたふた。。

(結局ちゃんと切れてなかったからか、レース中2度充電してもギリギリという事態を招く。。)




<スタート~A1 富士宮>

スタートしてからの林道は「とにかく飛ばさない!」と固く誓い、追い抜きせず、

位置をキープすることを心がける。

途中で、走りながら電話で仕事の指示を出しているお医者さんに遭遇し、

つい話し込んでしまった時、ペースが上がってしまった。。

お医者さんと離れた後、急いでペースを落とす。。。

 

道中、お気に入りの槍ヶ岳手ぬぐいとシェルを落とす(シェルは救いの神のおかげで未遂)という事件も早速起こす。。。

 

富士宮エイドの手前、20kmくらいだったかの下りの林道で、右膝が痛み始める。

痛くなる部位・タイミング、すべてが「信越と同じだ・・・。。。

信越の時全く同じ症状が、20km過ぎの斑尾からの下りで現れていた。

 

とはいえまいった。最初のエイドに入る前から、足が痛くて走れなくなるとは・・・

登り以外、平地・下りとズキズキと痛む。

とりあえず富士宮エイドにin。予定タイムよりまあまあ遅れていたので、

テーブルの端から一通り補給し、天子に向けてトイレ・ヘッデン装着を済ませ、

サクッと気味に出発。

 

<A1 富士宮~A2 麓>

天子を登っている間に、膝痛収まらないかな…と念じていたが、収まりそうにないので、

天子途中でノーシンピュアを1錠飲む。

天子山中はずっと渋滞していたけど、これが自分には好都合で、補給したり、休んだり。

前が詰まってるから後ろから煽られるということもなく、ノーストレス?で進めた。

懸念の下りも、周りの選手も不慣れなのか(??)、周りも慎重に降りていたので、神経すり減らすことなく。。(ホッ)

熊森手前の送電線の所でチームメイトにも会え、ホッとする。(チームメイトのおかげで休みすぎずに済んだ)

レース最大の懸念の一つだった熊森からの下りも、木などを活用しながらどうにか下れた。。

ロードに出た時には薬が効いたのか右膝痛が消えていたので、エイドまでのながーい林道はなるべく走った。

 

麓にinし、UTMF名物の富士宮焼きそばをゲットし、サポートエリアへ。

用意してもらっていたお湯入りバーナーにザックを当ててしまい、ザックを濡らすという事件を起こしたが、

モリモリと食べて、麓出発。

 

<A2 麓~A3 本栖湖>

麓後の牧場の脇?みたいな平たいところは走れそうだったけど、食後だし、歩いた。

A沢貯水池から端足峠まではあまり記憶がないが、登りはとにかく努めて止まらずに進んだ。

本栖湖までの下りはシングルトラックで下りづらかった。

本栖湖のエイド到着、ここになんと、アノ、石川弘樹さんが・・・!!!

ヒロッキー自ら、お饅頭が乗ったお盆?を持ち、給水待ちのランナーに

「ただ待ってるだけじゃもったいないから、お饅頭で補給して」と配ってらっしゃるではないか・・・!

・・・もう感動で震えました。


そのヒロッキーをいつまでも眺めていたかったけど、そうもいかないので、後ろ髪引かれつつ出発。

 

⇒②へ続く