20年ほど前、彼は19才。
まだ、日本語も少しわからない、可愛いロン毛の、5ヵ国語をしゃべる、日本人とモロッコ人のハーフ。
私はプリ全盛期、27才ぐらいの、ギャル。
そんな私たちが、同じボイストレーナーの生徒として、先生主催の、教会でのチャリティーコンサートで、デュエット
曲は「When I fall in love」 ディズニーの有名な曲!
彼は、モジモジしていたが、若いし、可愛くて、私はガツガツと歌い、ほら~しっかり歌いなよ~ なんて勢いのデュエットだった。
身長185でハンサムだから、そりゃ~さぞかし絵になっていただろう(自分で言うなってか)、と、私の中では、自慢の思い出だった!
彼、アニスと言います。
最後に会ったのは、レコーディングスタジオでばったり、だったか、ファイアー(コーヒーのCM)で英語の歌いれした時、ディレクションしてもらった時だったか、、、
かれこれ10年は、会ってなかった。
これがまた、ひょんな事から、ちえちゃん介して、再会の運びとなり、青山あたりの、外人がいっぱいのbarで、おデートしたのよ~
いやー、何十年ぶりに会うって、すってきな事だね!
相手が、過ごしてきた日々が、話していて、背中ごしに見えてくるっていうかさ、やっぱ、人間、真面目に一生懸命生きてくると、自分だけじゃなくて、その軌跡を聞いてるだけで、こちらも楽しく、豊かな気持ちになれる
今だから話せる事もいっぱい
アニスはさ、日本語より英語の方が楽なぐらいの子だったから、19才の少年期に、When I fall in loveを、手をつないで見つめあって歌うのが、も~勘弁してくれ~級に恥ずかしかったらしい
ま、こっちは、深い内容は理解してないから、フツーな顔で歌えてたけど知らない、解らない、って、ものすごく強い時あるからね
そりゃ、確かにアニスには酷だったね~ しかも、私はガッツガツに歌っちゃって、しっかりしろ~なんて勢いだし
今さらながら、ごめんごめん、恥ずかしかったんだね~と、ビールをご馳走したのでした。
そして、夜練終わりのチビカも合流、子連れデートになっちゃったし
フォトバーイ ちえちゃん。