最近は獣医業界も学会、セミナーなどオンラインで行うことが多くなりました。
密を避けるということで新型コロナ対策ですね。
我々、地方に暮らす人間としては大変ありがたい
目的地に行くまでに東京駅や新大阪駅を経由しないといけないってことで
感染リスクを減らしてます。
それ以上に、必要だった交通費を減らせてます
現場にしかない顔合わせやプロモーションも分かります。
でも、壇上で講演している内容を離れた席から拝聴するのも、ZOOMなどで画面越しに拝聴するのも同じような…
もしかするとオンラインの方がしっかり聞こえてるような、資料も分かりやすいような。
こんにちは!
とやまま です
ご訪問ありがとうございます
性のことが話せる親子には、
話せないことがなくなるのかも?
とにかく明るい性教育
「パンツの教室」受講歴はこちら
実際にはオンラインに合った内容とオンラインには合わない内容や集まりと色々ありますよね。
コロナ禍で、今まで通例に従って行っていたことが再度吟味されるようになったことは不幸中の幸いだと思います。
大きいことだとそんな感じですが、小さなことだと自分自身、日常生活にもそれって紛れてると思います。
今まで通りだからと、考えずに行動しないよう、日々考えながら生きていきたいと思います
さて、最近のオンラインセミナーで聞いた「動物病院の行く末」の話。
本来のテーマとは離れた内容だったのですが、とても参考になりました。
少しだけ、ここでも紹介させていただきます。
現在の動物病院(R3時点)は約16,500軒。産業動物(家畜など)の診療施設を除く、約12,500軒が小動物(ペットなど)を診療する、いわゆる「動物病院」です。
これはコンビニよりも多いと言われている歯科医院(約68,500軒・R1時点)の5分の1以下。ちなみにR3時点でのコンビニは約57,000軒。
えっ?歯科医院の方がだいぶ多い
街を歩いて動物病院を1軒見つけるのにコンビニなら4軒。歯科医院なら5軒を見かける計算。お菓子屋さん(和菓子・ケーキなど)なら3軒ほど。ラーメン屋なら1〜2軒。(富山市は市区町村別ラーメン屋数が全国トップクラスらしいです。あの東京新宿区や北海道旭川市よりも多いらしいですが、ホントでしょうか?)
うーん、富山はそんな感じかも。皆さんの街はどうでしょうか?
そして、そんな動物病院が統合・淘汰されていくという話の内容。
現状の動物病院の非効率的な部分をもっと効率化していくのではないか。
大きな病院は人の総合病院のように獣医師を20〜30人雇って運営。そのくらいの規模の動物病院が全国的に増える。
専門分野は2次診療病院として各地で展開。
今の個人病院は「予防」を担っていくのではないか。
若い人はワークバランス重視型が多く、独立よりも労働環境が大事。
大きな病院に勤めるのには合っているのかも。少し前の世代は「独立」だぁー。上司の言うことを聞くより、自分の好きなようにしたい!って人も多かったですが
年に1回あるかないかのオペの為に専門的な道具を揃えるのも効率が良いとは言えないですし。
ワンちゃんネコちゃんの予防もワクチンや駆除薬、血液検査などがありますし。それ専門なら必要な機材も少なくなるし、いいかも。
今の動物病院は色々なことができるオールラウンダー獣医師じゃないといけませんでした。その為に医療機器も揃えて。
動物病院業界は人医療のレールを後ろからついていく業界だと言われることもあります。1次診療、2次診療、高度医療の紹介などが進むのでしょうか?
ただ、これから先も国民保険(3割負担)で守られている業界と同じ道を歩んでいけるのでしょうか?
これからの若い先生たちの働きやすい業界にしていきたいものです