pamphlet sewingのノート。
いつの間にかイベントの度に作り足す人気商品に。
非常にシンプルな糸かがりのノートですが
こだわりはたくさん詰まっています。
まずは本文。
Tableタブロという比較的新しい国産の紙を使っています。
風合いは新聞紙に似ていて、印刷をかけて文字が
裏写りしないのが特徴。
もちろん、万年筆で書いても大丈夫。
こう、竹尾の営業さんからご紹介頂いたのは去年のこと。
それなら、KaoPoKのお客さまに多い万年筆好きの方にも
楽しんで頂けると、タブロでノートを作ることに。
本当はギルバートオックスフォードという輸入紙を使いたかったのですが
既に廃盤となっており、似た風合いとご紹介頂いた
Biotopeビオトープという紙で試作を始めました。
同じタイミングで、また後日紹介するBack to Backというノートも製作。
こちらは本文がタブロ、表紙にGAボードという紙を使っています。
どちらの紙も好きなのですが、今回はGAボードをpamphlet sewingの
表紙に。 しばらく並行して作っていきます。

そして綴じ方は、いわゆる一折り中綴じ。
ですが、綴じ幅を4種類、綴じ糸もいろんな糸でランダムに
作っています。一回の製作で約15冊。
全て仕様がちょっとずつ違います。
シンプルだからこそ、どこかに遊び心をと。
さらに自己満足ですが当初に比べ、技術的に向上しております(笑)
もうprototypeではなく、定番商品として。
さらに進化していくノートとしてお届けしていきたいと思います。
進化すると言えば、タブロは非酸性紙ではないので
褪色します。使っていくと小口の色がいい感じに変わっていきます。
お客さまの手元に届くまでの管理がちょっと大変ですが
そんな味わいも楽しんで頂けたらと思います。
<クリエーターズマーケット>
2015.12.12(sat)13(sun) 11:00 - 18:00
Nagoya International Exhibition Hall (3rd Ex Hall)
ポートメッセ名古屋 3号館
Booth No. : inouiとKaoPoK E-66,67
http://www.creatorsmarket.com/