KaoPoKとノート 1 | KaoPoKの部屋

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Bookbinder カオポック お仕事日記とお知らせです。
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昔から文房具が大好きです。
やはり文房具好きの父母のせいか、
普通の家に比べると様々な文房具が揃っていたように思います。
(定規、電卓、カッターなどはもちろん、卓上裁断機とかもありました)

そんなわけで、子どもの頃は文房具に関しては
惜しみなく与えてもらっていました。
ロケット鉛筆をおまけにすることを売りにしていた
子ども用教材売りのお兄ちゃんには
他のみんなが群がる中、目もくれずに
毎日下校したものでした。
ロケット鉛筆には使い心地の良さを感じない
すねた子どもだったのかもしれません。
(やっぱり鉛筆は削ってなんぼです)

新しいもの好きのわたくし、小学生のころは
早く、新しいジャポニカ学習帳を使いたい一心で
なるべくたくさんノートを使うことを心がけていました。
心に残る表紙はやはりアゲハチョウでしょうか。

中学生の頃は普通にKOKUYOのノートを。
こだわりは教科によってA罫線とB罫線を使い分けること。
どんなルールだったか忘れましたが、名古屋駅の地下にある
文房具店オリンピアには毎日のように寄り道していました。

高校生になると、初めて無印のノートを使い始めました。
当時はクラフト未晒のノートが主流で、これに
不思議の国のアリスのシールなどを貼って
使っていました。この頃にはアリス好きだったんだなぁと再確認。

大学時代は主流だったルーズリーフを使っていました。
これもA罫線・B罫線・無地を使い分けてたかと。
バインダーは無印だったりKOKUYOだったり。
それからリングノートにはまりだしたのもこの頃。
パルコにあったSAIにはリングノートがたくさんあり、
これは社会人になっても重宝していました。

社会人になって初めて配属された先では、
社内の文房具の管理をすることに。
KOKUYOのカタログをにやにやしながら見ていたことには
誰も気付いていなかったはずです。
その後の配属先での多忙なスケジュール管理は
カレンダーとやはりリングノート使っていました。
仕事の内容ごとに表紙の色を変え、中身も色ペンを使い分けていました。
今の私に見せてあげたいくらいの几帳面さ....。

ノートを一番使った10数年はこんな感じ。
今でもノート選びにはちょっと時間をかけます。
やはり紙質は絶対条件。
書き味って大切ですよね。

そんなKaoPoKが作るノートは紙質にこだわっております。
そして、そのこだわりの紙でこの度ダイアリー(日記帳)を作りました。
販売は11月17.18日のデザインフェスタからになります。

そういえば初めてのダイアリーは幼稚園の頃に母からもらった
かわいらしい鍵付きのものでした。
終わりのページにはプロフィールを書くところがあって、
一緒にボーイフレンドの名前を書く欄が....。
私の知らぬ間に母が、同い年の従兄の名前を書いていたのを
いまでもはっきり覚えています。なんでだろ....。

本当はノートの綴じの話を書こうと思ったのですが、
逸れてしまいました。またの機会に。