秋の読書週間 | KaoPoKの部屋

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Bookbinder カオポック お仕事日記とお知らせです。
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家の近くに本屋さんと図書館があり、中学高校の帰り道は
必ずどちらかに立ち寄っていました。

とは言っても、文学好きな訳ではなく。
当時は宇宙や天文、古代文明など
サイエンス系の雑誌や書籍のコーナーに出没。
(愛読書は科学雑誌のニュートンだったかと)
誕生日のお祝いにもらった図書券を握りしめて、
1月になると天文手帳と天文年鑑を買いに来る、
ちょっと変わった女子校生だったに違い有りません。
(その時は気付いていませんでしたが。)
そんな私が読む小説といったら、やはり宇宙物。
カール・セーガン博士の「COSMOS」や「CONTACT」は
今でも本棚に残っています。
「CONTACT」はジョディー・フォスターの主演で映画化されたこともあり
ご存じの方もいらっしゃるかと。
当時はちょっと難しかった本を映画化された折に読み返し
宇宙へのロマン(古い言い方ですが...。)を胸に抱いた物でした。
最近はゆっくり読書をする時間もないのですが、
(正確には枕元に置いてある本を開いた瞬間に寝てしまうので)
秋の読書週間に向けていくつかご紹介。
全く持ってノンジャンルですので、あらかじめご了承下さい。
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「パリのメルスリー*小さなアンティーク手芸店」
オルネ ド フォイユ  
PIE BOOKS
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パリに行ったことはありますが、ロンドンの方が好きな私が
もう一度パリへ行ってみたいと思った本です。
東京・青山にあるオルネ ド フォイユさん(輸入雑貨店)のオーナーさんが
惜しみなくパリやフランス国内の手芸店を紹介してくれています。

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「シャーロックホームズの回想」
新訳シャーロックホームズ全集
アーサー・コナン・ドイル
光文社文庫
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小学生の頃、図書館で読破したシャーロックホームズのお話。
そう天文以外にも推理ものが好きでした。そして今も。
最近ぞくぞく出ている新訳全集。
読みやすくなった気がします。
そしてこれが例の枕元にある本です。イギリス好きの方には是非。
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「ペンギンの憂鬱」
アンドレイ・クルコフ
新潮社クレスト
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あまり文学小説は読まないのですが、
ペンギンというタイトルに何となく惹かれて読んでみた一冊。
色に喩えるとグレーです。
エネルギーが有り余っている時にどうぞ
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「星の王子さま」
サン=テグジュペリ
岩波書店
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子どもの頃には読んだけど...。
そんな方に是非。これって大人の哲学書だと思います。
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「はじめて考えるときのように」
野矢茂樹
PHP文庫
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哲学者・野矢茂樹さんの論理的に物を考えるための練習ブック。
考えることが多すぎ、頭の中を整理出来なかったときに
ちょうど本屋さんで平積みされていました。
もちろん、受け取り方ひとつで物事の考え方は変わってしまうのですが
読んでいくうちに、よりシンプルにものを考えられるように。
疲れた頭へのカンフル剤です。
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「コンタクト」
カールセーガン
新潮社(当時)
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地球外生命体の研究をする女性天文学者のお話。
映画にはちょっと涙しました。
小学生の頃、尊敬する人はと聞かれ
「カール・セーガンです」と胸を張って答えた私。
後の説明が大変だったのを覚えています
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ちいさな女の子のドレスブック
井上アコ
文化出版社
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読み物じゃない?いいんです。
素敵なお姉さんアコさんが作る子ども服の本
でもおすすめの訳はアコさんの本だからではなく
表紙の女の子に。
この子、私の子どもの頃にそっくりなんです。
家族全員が口を揃えて言うほど。
確かにおでこは広かったけど....。
こんな顔して星空眺めていたのかな。