先々週になりますが、TAKEO PAPER SHOW 2007へ行ってきました。
毎年足を運んでいるのですが、何度行っても、新しい試みと発見があって楽しい展示会です。
今回、丸の内界隈のShopと提携しての企画があると聞いていましたが
朝から車での上京、少し疲れもあったので
12日の初日は展示をみるだけにしました。
竹尾が扱う A-Zの名前で始まる紙を使い、
Shopのイメージやコンセプトに合わせ
有名デザイナーのみなさんが作り上げた作品は
紙に関わる者以外でも充分に楽しめたのではないでしょうか。
丸ビルという場所のせいもあってか、いつもより一般のお客さんが
多かった気がします。(最終日は入場規制もあったようです)
特に気になった作品を3点。
C
ファインペーパー: クロマティコ・クラシコトレーシング
アーティスト: エルヴィン・ヴルム
M
ファインペーパー: マーメイド
アーティスト: 伊藤桂司
X
ファインペーパー:XDTトレーシング
アーティスト:トード・ボーンチェ
Cはカラーのトレーシングペーパーだけで作られた絵本
トレーシングペーパーを差し込むという手法は
emi takeuchiさんの展示会用に作ったノートで使ってみましたが
すべてがトレーシングペーパーというのは、何とも贅沢な一冊でした。
Mは100%マーメイド紙で作られたギフトボックス。
マーメイド紙を3枚重ね合わせてあるそうです。
表面のプリントも手が込んでいて柄もシャンデリアなど
高級感のあるものでした。
Xはトード・ボーンチェの図案がプリントされたトレーシングペーパーで
つくられたノート。
今回一番気に入った作品です。
今回の作品のほとんどが提携Shopでのお買い物特典になってたので
有名デザイナーの手がける素敵な作品を手に入れた、幸運な方がたくさんいたのでは。
東京と名古屋の大きな違いは、最新の情報や商品を目にすることは出来ても
実際手にとれるか否か。
是非、展示だけでも名古屋で復活してほしいものです。