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『銀座 漢方Kaonブログ』へようこそ
健康と美容に役立つ"漢方の力"をご紹介
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こんばんは、かんぽちゃんです
いつもお読みいただきありがとうございます
お盆が明けましたが皆さんいかがお過ごしですか?
ちょうどお盆前くらいから現れた症状について今日はお話したいと思います。
「ばね指」ってみなさんご存知ですか?
ばね指とは
正式には狭窄性腱鞘炎と言って指の腱鞘炎のことです
刀の鞘のように腱という筋肉の筋が腱鞘の中を通っていて
腱が指から離れないようにするために鞘があります
使い過ぎや年齢の変化、女性ホルモンの変化など
によって腱鞘が炎症を起こすと
かさぶたのように分厚くなりその中を通る腱が引っかかってしまう
その時の引っかかりがバネのように動くのでばね指と言うそうです
この腱鞘の炎症が痛みや引っかかりの原因となっています
ばね指の発症の原因になりやすいと考えられているもの
パソコンのキーボードやマウスの操作
ゴルフ、テニスなどの手を使うスポーツ
ピアノなどの指を酷使する楽器の演奏
ホルモンバランスの変化
主婦の家事動作
ばね指は、男女問わず、誰でも発症するリスクがありますが
ホルモンバランスや家事動作で指を使うことが多い女性に発症が多くみられるそうです
更年期、50歳を過ぎてから腱鞘炎になりやすくなった私
特に親指の付け根に痛みが出ることが多く
時に細かな手作業うやパソコン操作が続いた時に起こりやすいのですが、今回は小指
朝目が覚めると、小指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなっていました
カクッカクッと引っ掛かるのです
(その様子は動画としてインスタに投稿します @kampokaon)
10分くらいすると普段通りに曲げ伸ばしができる小指に回復します
痛みもないので数日様子を見ていたのですが1週間経っても症状が
治まらず。。。
樫出先生へ相談してみることに
先生から「水毒かなぁ、舌の写真送って~」ということで
自分の舌を見てみるとポテッっと水毒の舌をしているではありませんか
そこで今回すすめて頂いた漢方薬は
「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」
桂枝加朮附湯とは
体力がなく、手足が冷えてこわばる方の関節痛、神経痛の改善におすすめする漢方薬で
水分の代謝を調整して、痛みを鎮める働きが含まれている生薬
🔸桂皮(けいひ)血と気の巡りを良くして気逆を改善
🔸芍薬(しゃくやく)血を補いって痛みを止める
🔸大棗(たいそう)脾を補う
🔸生姜(しょうきょう)抗炎・血行促進、脾の働きを助ける
🔸甘草(かんぞう)脾を補う
🔸蒼朮(そうじゅつ)湿を除き、脾の働きを高めて体内の余分な水を除く
🔸附子(ぶし)寒を除き、余剰の水を去り、痛みを止める
次回のブログの時までに症状が落ち着いてくるといいなぁ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました
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