来月はいよいよ

無重力着付けclass3@福岡

満を持しての開催となります

 

 

小さい頃から憧れた和服生活

社会人になって

京都に勤めたこともあり

大手の着付け教室に通った頃から

数えると20年・・・

 

 

好きで習い始め

日常で着たいのに

ちっとも気軽に着れる様にならず

 

「ヨイショ!」気合を入れて

頑張って着てましたが

妊娠出産授乳でしばらくお休み・・・

 

 

の間に

大手着付け教室で習った

近代発明的なアイテムを駆使した

着付けの方法は

すっかり忘れてしまいました

 

 

本の100年前まで

洋服よりも和服で過ごす人の方が

まだ多かったはずなのに

いつから私たち日本人は

こんなにも和服から遠ざかってしまったのでしょう・・・

 

 

多分戦後かな

 

 

夜寝る時はパジャマ

朝出かける時は洋服

 

生まれた時から

そうして洋服を着る子どもが増えれば

その子どもたちが大人になる頃には

見事に洋服の文化になりますもの

 

 

無重力着付けを習ってみて

初めて分かったことがたくさんあります

 

 

それは

私たちの体の使い方・動き方が

日本人のDNAを持つこの体と合っていないこと

 

 

そのことによって

ハードはMacなのに

Windowsのソフト入れちゃったみたいな

そんな互換性の悪さが

様々な健康面・精神面での不具合を起こしていること

 

 

骨格の軸となって回旋する場所

得意なはずの動きは

民族によって微妙に異なります

 

 

その 肉体がうまく動けるサポートとして

衣服というのは発展してきたのであって

単なるお洒落のためのファッションアイテムではなく

よりよく生きていくためのアイテムなのです

 

 

日本人の肉体に合った動作をするための

ガイドとなるのが和服で

動きにくいとか 着崩れるというのは

その動き方をすると 体を痛めますよの合図

 

 

着物が「普段着」ではなく「晴れ着」として

売られる様になってからというもの

「キレイに着ること」がゴールになった様に思います

 

 

 

半襟は何センチ見えてるのが正しくて

おはしょりは何センチが美しくて

そんなふうに

理想のゴールに寄せていくために

引っ張ったり 折りあげたり

紐で締めたり クリップで留めたり

いろんな小手先の技で「キレイな着姿」に

無理やり持っていく・・・

 

 

すると 布の持っていた

肉体のガイドとしての力は失われ

長く 邪魔な 動きにくい布を

体に巻きつけている状態が作り出され

 

 

苦しくて

窮屈で 

重たくて

めんどくさくて

早く脱ぎたい

先人たちの叡智の詰まった服文化を

ものの見事に破壊して

そんなアイテムにしてしまったのではなかろうか?

 

 

本来は 着ることで体が機能しやすくなり

動きやすく 心地よい そんなアイテムなはずなのに

その良さを全部殺して

「もの好きな人だけが着る服」

「特別な時に我慢して着る服」に

してしまったのは 

目指すゴールを間違えたことにあるのではと

そう思う様になりました

 

 

 

無重力着付けで習った通りに

布の言う通りに 体に沿わせていけば

重さを感じなくなるポイントがあって

体を包まれている安心感に包まれ

ソフトコルセットの様なガイドの役割をしてくれる

 

心地よく着れて

そのまま寝ようが自転車に乗ろうが

全く着崩れてこない

 

脱ぐのが名残惜しく

着るのが待ち遠しい

あんなに頑張らないと着れなかった着物が

そんな180度違う感覚をもたらすアイテムに

なったのは 無重力着付けのおかげです

 

 

今回 総集編としてclass3がありますが

日本人としてこの身体で生きていく私たちには

必要な講座だと思っています

 

 

外では洋服で活動しても

お家で着物を着ることで

修復の時間帯に 

しっかり体の機能を取り戻せるのでは?

とも^^

 

 

内なる日本人を 目覚めさせ

より心地よく生きていきましょう








 

■無重力着付け@福岡

着物の構造を読み解き
人体に沿って着つけることで
おのずと美しい着姿になる
そして脱ぎたくない程 心地よい

そんな着付けを習える「無重力着付け講座」

class1では
浴衣や気軽に洗濯できる木綿の着物を
長襦袢なしで着る「暮らしきものスタイル」を楽しみます。


class2では
長襦袢を入れてお太鼓で街に繰り出します。
「お出かけきものスタイル」で外でも着物生活を楽しめます。

 

class3では

袋帯で二重太鼓、フォーマルも怖くない!

日本人としての和の動作を徹底的にダウンロードします。

 

 

着物は「晴れ着」「よそいき」として、
日常生活では出番がなくなっていますが、
着物でいることが楽で心地よいいのであれば、
家着としてこそ着物を着たくなる♪
無重力着付けなら実現できます。

 

◆お申込み

【お申し込みはこちらから】

https://ws.formzu.net/sfgen/S77228330/



 

 

◆開催日時

▪️class1 暮らしきもの編

2021年2月19日(金)10〜17時 @箱崎

 

▪️class2 お出かけきもの編(2日間講座・class1を受講済みの方のみ受講可能です)

2021年2月22〜23日(月・祝)10〜16時 @箱崎

 

▪️class3 よそ行ききもの(2日間講座・class2を受講済みの方のみ受講可能です)

2021年2月20〜21日(土・日)10〜16時 @天神

 

 

◆ランチタイムも講座の一環です

※ランチ代は当日実費をお支払頂きます(1,000円〜2,000円)

◆講師
株式会社鞠小路スタイル 


代表 田中千衣子先生