こんにちは
ホリスティック薬剤師 kaoluneです



今朝は 代替医療師Vanillaさんとの
スカイプイーティングだったのですが
新しくVani家にやってきたわんちゃんに
メロメロのご様子でしたラブ2





子犬の可愛さは 無敵ですよねぇあは





いるだけで癒しを与える存在は
果たしてどんな波動を出しているのだろう〜きらきら

いや 電子か?
必要とする電子のドナーだから
そばにいるだけで癒されるのか?
変な方向からの興味が増幅中です 笑




さて
昨日の記事
「遅延型アレルギーに着いて詳しく知りたい」
とのコメントをお寄せ頂いたため
少し 書いてみようかと思います
(ネタ提供ありがとうございます♥akn♥




まず「アレルギー」と聞いて
皆さんが思い浮かぶのは



食べたり 飲んだり 触ったり 吸い込んだり
その瞬間〜数分後から反応が始まって

痒みや 湿疹や じんましんや 咳や 涙や 鼻水などの
結構はっきりした症状が出てくるもの 
なのではないでしょうか



もっとひどいと
呼吸困難や血圧低下を伴う
アナフィラキシーショックとか




こういったものは
「即時型アレルギー」と呼ばれるものです




アレルゲンとなるものが体内に侵入すると
IgEという抗体がBリンパ球から生産されます



IgEは「イムノグロブリンE」の略で
訳すると「免疫グロブリンE」
異物に対抗するためのタンパク質です




IgEは「マスト細胞(肥満細胞)」の表面にくっつきます
そして アレルゲンがマスト細胞に付いてるIgEに触れると
マスト細胞の中からヒスタミンやプロスタグランジンなどが放出されて
異物排除の反応が始まります




爆弾のいっぱいつまった箱に
IgEというスイッチがスタンバイされ
そこにアレルゲンが鍵のようにハマると
スイッチオン→中から爆弾が放出 
という感じでしょうか




そもそもは
異物排除のために備わったシステムなのです





じゃあなんで
アレルギーが起こるの?
正常に機能しないの?
ってところを説明すると
とてつもなく長くなるので
それはまたの機会に・・・





お次ぎは「遅延型アレルギー」

即時型との大きな違いは
「症状が遅れて現れること」と
「重篤な症状があまりないこと」です




数時間〜数日後に症状が現れ
しかも アレルゲンによるものなのかどうか
判断しづらい症状なので
他の病名をつけられてしまうこともあります





例えばどんな症状があるかというと

・だるい
・眠気
・疲労感
・集中力の欠如
・無気力
・不眠
・過食
・感情の起伏が激しい
・鼻づまり
・慢性副鼻腔炎
・片頭痛
・頭痛
・不安
・関節炎
・関節リウマチ
・筋力低下
・肩こり
・目のクマ
・ニキビ
・口内炎
・咽頭炎
・湿疹
・かゆみ
・消化不良
・腹部膨満感
・便秘や下痢
・胃痛・腹痛
・吐き気
・胸焼け
・頻尿
・夜尿症
・喘息
・多汗

などなどなど・・・・




「え! そんな症状がアレルギー?汗
というものが多くないですか?



しかも
毎日口にするものがアレルゲンとなっていた場合
慢性的に症状を持っているので
それがアレルギーによるものとは気付きにくく
体質だと思ってしまう可能性が





「何となく体調悪い」とか
「まぁ 元気だけど いつもこんな症状ある」とか
薄ぼんやりと慢性的に症状が出ているものは
この遅延型アレルギーが関与していることが
実は多いんじゃないかなと 





関節に痛みがあるから
外科で消炎鎮痛剤を処方してもらってたけど
実は遅延型アレルギーだったとか


体力がなくて
いくら寝ても回復しないのは
体が弱いからだと思っていたら
実は遅延型アレルギーだったとか


胃がすぐ痛くなるのは胃が弱いから とか
頭痛持ちなのよねー そういう体質だから仕方ない とか
それも実は 遅延型アレルギー
なんてこと よくあります




うつのヒトも
遅延型アレルギーから症状がでてるひと
多いんじゃないかなぁ・・・ 




遅延型アレルギーは
抗体生産のB細胞ではなく
Th2細胞が 主に関わっておりまして
これが 顆粒球やマクロファージを活性化し
アレルギー反応を起こします



遅延型アレルギー主役はTh2細胞なのですが

IgG抗体が時間をかけてじわじわと増えていくからなのか
「IgG抗体を血液検査すれば
アレルゲンとして特定できる(はず)」
とかで
「IgGアレルギー検査」なるものが あるのです




私が検査してみたところ↓

アンブロシア株式会社





ただし
この結果を受けて
「IgGが高かったから〇〇がアレルゲン だから摂らない」
というのも また違うかと思います




というのは
アレルギー症状を起こすことと
IgG抗体があることは 別問題で
健常者もIgG抗体があったり
IgG抗体があっても症状がなかったり
前日食べたものに gG抗体が検出されたりするから




各国でこの検査に関して
注意喚起の声明がされています
例えば日本↓


日本小児アレルギー学会は、食物アレルギーの原因食品の診断法としてIgG抗体を用いることに対して、「食物アレルギーハンドブック 2014子どもの食に関わる方々へ」(2014年日本小児アレルギー学会発刊)において推奨しないことを注意喚起しています。米国や欧州のアレルギー学会でも食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定しています。

 その理由は、食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体であり、このIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもあるからです。

 日本小児アレルギー学会は食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しないことを学会の見解として発表いたします。

日本小児アレルギー学会より引用)





で 
私がいろいろ試してみて
思うところですけれど



数値が高く出ているものを順番に
3ヶ月間 除去し
その後 除去をやめて
除去前・除去中・除去後の体調を比べる
それを何回か くり返してみます




すると
除去している間
症状が必ずおさまるものもあれば
変わらないものもある




でも 共通して言えるのは
おなかの調子が良い時は
何をとっても ほぼ症状が出ないということ



症状が出るものは
腸内環境が乱れているときに摂るとNGだけど
腸内環境良好な時は 週1くらいなら平気
ただし毎日連続して摂るとNG とか



実際に試してみると
見えて来るものがあるんですよ



おしなべて
検査は「無効」とも「有効」とも言いがたい





実際にアレルゲンであるものもあれば
アレルギーの炎症反応によって腸管のバリアが壊れ
侵入してきてしまったものに対して
本来は無害なんだけど抗体を作っちゃった
というのも 混じっているのかなと




「抗体ある = アレルゲン確定」ではなく
腸に炎症が起きているかどうか
関所ではなくザルになってしまっていないかの
バロメーターとしては 大いに使えると思います




ですから
高い値の出たもので 
やめると明らかに症状が改善されるものは
一旦3ヶ月ほど除去し 
その間に腸管のケアをしてみることをおすすめします





そしたら
たまに食べても 症状は出なくなること
大いにあります
(連日摂取は ダメだけど)




ちなみに私の場合
卵・乳製品全般 アレルギー値MAX
(家では摂らないのに)

コーヒー・アーモンド・チョコレート やや高値
(これも たまーにしか摂ってない)

白米・玄米・小麦・全粒粉・牡蠣 全部中程度
(米は毎日食べてるが 牡蠣は今まで何回かしか食べたことない)

なかんじでした




コーヒーと小麦は
まぁ 摂るとけっこう症状出ますね
リーキガットを起こすからなのかもしれないけど




乳製品に関しても
乳糖不耐症で 分解できない未消化物が
腸管内の炎症を引き起こす原因になってるのかもしれないし




まぁ ともかくも

・アレルゲンと疑わしきものは 連日摂らない
 (症状が出ている時は摂らない・出てない時は4日に1度程度に控える)

・腸管の炎症を起こすものは 控える
 (リーキーガットの原因となるもの)

・とにかく よく噛む

・プロバイオティクスなどを活用する
 ナチュロパスなみさんのshopのとか
   代替医療師VanillaさんのShop のとか オススメ



といったことで 
遅延型アレルギーの症状は
随分と減らせると思いますよ





気になる慢性的な不調がある方は
遅延型アレルギーとリーキーガット
疑ってみるといいかもですね



意外なものが
症状の鍵をにぎっているかもしれません



ではでは 
食を大好きな人達と一緒に楽しみつつ
どうぞ 良い週末を




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