春はなぜか気分が浮かれる。
気が狂ったわけではないのだろうが本棚の整理をしだした自分。
過去、大学時代の資料、ライセンススクールに通っていた頃のレジュメがどっさり出てきた。
捨てるべきか捨てざるべきか、手を止め資料等に目を通す。
そしてイメージとかなり異なる自分のかつての姿に変な気分になった。
とにかく手当たり次第に頑張っていた。
専攻もそれ以外も。
それ以外に関してはフランスのアンリエット・ピュグイ=ロジェという音楽家についての授業で、私はロジェの弟子である音楽家のインタビューの裏方として微力ながら携わっていた。
全く記憶に残っていなかったが、資料を目にし、ああ、そんなこともあったなと言う感じだ。
とにかく大学生のときは何もせずに悶々としていたという精神的な記憶しか残っていなかったが確かに動いていたようだ。
意外な自分の姿になぜか納得するものがあった。
もう身動きが取れない位動き、そして得たものが今の生活、価値観である。
やはり人間経験が物を言うのかもしれない。
