罪悪感と無価値感① | 自由の翼 Die Flügel der Freiheit

自由の翼 Die Flügel der Freiheit

日々感じること、思うこと、考えること、私が私であること。

 

最近ちょっと大きな気づきがありましたので、こちらにアウトプットして言語化しておきたいと思います。私が学んできた心理学の知識がベースではありますが、どの理論のどんな研究からのものだと明確に分類できるものではないので、カテゴリーは「心理学」ではなく「ブログ」にしておきます。

 

私たちの誰もが、幼少期の環境、大人との関係、世界の認識の仕方によって人生脚本という形で思い込みの世界観を形成し、大人になってもその歪んだ認知に基づいてものごとを見てしまうというのは、過去にいくつか「交流分析」という心理学理論の記事で書いてきました。

 

今回の気づきは、そこからもう一歩進んだ感じです。誰かの言葉、誰かの態度によって人が幼少時に人生脚本を作り上げる際に、おそらくなのですが、現代社会を生きる私たちのほとんどは、多かれ少なかれ周囲から「罪悪感と無価値感」を植え付けられたところから人生をスタートさせてしまうのではないかと思い至りました。

 

この、罪悪感と無価値感が植え付けられている場合、それらは相乗効果となって自己肯定感を著しく低下させてしまうでしょう。また、乳幼児期に植え付けられたものであれば、それらは言語化も自覚もされておらず、何かの出来事との記憶と紐づいていない場合も多いので、潜在意識下、つまり通常の思考ではアクセスできないエリアに一定の割合で存在して、成人後も何かとそこからの影響を受け続けてしまうということも起こるのかもしれません。

 

このテーマは大変長くなると思いますので、今後いくつかの記事に分けてしっかりと考えていきたいと思っています。1つだけ、自分の中にこの罪悪感と無価値感があるかどうかを知るためには、今の自分の思考の傾向を探ってみるということが役立つかもしれません。基本的にはどれも生き辛さに影響しているのではないかと思います。

 

 

他者からの承認欲求、自己正当化、自罰傾向、勝敗へのこだわり、完璧主義、不安や恐怖心が強い、焦燥感、攻撃性、ストレス耐性が弱い、何かしらへの依存、被害者意識が強い、素直に喜んだり楽しんだりできない、などなど。

 

 

これらの傾向が自分にあると思われるのであれば、罪悪感と無価値感の影響を何かしら受けている可能性が考えられます。

 

また、幼少期になぜ罪悪感と無力感を植え付けられてしまいがちなのかといえば、それによってコントロールすることが容易になるからです。つまり、この罪悪感と無価値感が成人してからも無意識下で影響し続けている場合、他人のコントロールにハマってしまいやすいという問題があると思っています。

 

最近大きな社会問題となったカルト宗教なども、まさにこの罪悪感と無価値感を刺激することで信者を獲得する仕組みになっているのではないかと私は考えています。この辺りも後の記事で丁寧に考えていきたいと思っています。

 

次回の記事「罪悪感と無価値感②」では、この罪悪感と無価値感について、また、なぜ幼児期に植え付けられやすいのかについて、もう少し詳しく考えていきます。

 

 

本サイトのAuto-Groove はこちら

Auto-Groove

 

私のプロフィール詳細はこちらからご覧ください。

プロフィール詳細

 

DTMで曲作っています。現在27曲。こちらから聴けます。

Soundcloud Kaoru11

 

Youtubeで曲の動画も公開しています。

Youtubeチャンネル

 

フォローしてね…