平野卿子さん著「肌断食」 | かこの顔コリほぐし

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                   コリをほぐして「ふわっとつや顔へ」

昨年29日ムーさんから、以下の本をお借りしました。


肌断食 ---スキンケア、やめました/河出書房新社
¥1,470
Amazon.co.jp


とても良い本です。


著者の方の勇気と探求心に感銘しています。



私は2008年5月からスキンケア用品はオイルのみ


という生活を続けてきました。


また夜の洗顔後はなにもつけずに就寝というのは


2009年か2010年頃から始めています。



2008年5月からオイルのみのスキンケアに入ったのは


それ以前から2年間使用していたゲルで


角質がとれすぎて、肌を荒らしてしまったからです。



その経緯は ホームページ かこの顔研究所の


スキンケアのところに書いております。


それまではオイルというよりも水信仰者だったのです。



その肌荒れにより鼻の横から一直線に


ねずみの髭のようにシワが入るようになりました。


恐怖でした。



笑うと皮膚がひきつってしまうくらいに


カサカサボロボロなのです。



化粧水をつけるとヒリヒリと沁みてしまい


仕方なく、ぎーぎー鳴る自転車に油を注すように


そうだ!昔良いと聞いたことがある 尊馬油を塗ろう


ということから、私のオイルのみ生活が始まったのです。


回復までには1か月半くらいかかりました。



オイルのみでの生活、案外大丈夫なのです。


あれ???と思うほど。


真冬も越せました。



だからといって365日常にベストな状態かというと


もちろん乾燥気味な日もあります。


そうするとうろたえます。


テレビや雑誌、ネットではスキンケアに関する商品が


次々と絶え間なく紹介されています。



万全だと、うろたえないけど


かげりがでると、うろたえる。


でもそのたびに、スキンケア用品を使用せずに


改善していく方法を探していきました。


例) 冬の洗顔のときのお湯の温度を


限りなく水にちかいぬるま湯か水に変えるなど



そして私が去年しっかりと考察してみて


手ごたえをつかんだ結果は


肌が乾燥しているときは


心が乾燥している


焦り、迷い、戸惑い、怒りなどの


精神的なストレスを抱えているときである


というものでした。



昨年はとってもわかりやすい事例で


教えてくれるシーンがいくつもあったのです。



お顔に現れるトラブルは


急にスキンケア方法を変えた 


環境の大きな変化があった


食生活に大きな変化があった 等がない場合


スキンケア用品の不足で起こるものではない


という考察になりました。



そもそも原点に返って思い起こしていただくと


皆さんが高校を卒業され進学や就職をされる時点から


お化粧をはじめられたと思うのですが


その時にお肌が乾燥してしかたないから


化粧水を塗りはじめたわけではないと思います。


それがたしなみであり、ルールであるから


トラブルのないお肌だったのに塗り始めたのだと思います。



悲しいことにそのことで


お肌のバリアゾーンは壊され


何かつけないといられないお肌に変えていかれたのです。



入浴後、1分以内に化粧水をすぐにつけるのが


お肌を大事にすること


というような風潮がここ数年でできています。


私も2007年以前の乾燥に悩んでいたころは


そうしていた時期もありました。



でもふと疑問に思ったのが


1分以内に化粧水をつけないといけないような


保水力のないお肌にしていることが問題なのです。


そのスキンケア方法は間違っているということです。



子供も男性もそんなことはしなくても


つるつるスベスベ潤っています。



なぜ女性のみがそんなにも何かを入れ込まないと


いけないのでしょうか?



平野卿子さん著の「肌断食」では



肌には何もしみこまない


何もつけなくても肌は自力で保湿する


空気が乾燥しても肌は乾燥しない


年をとっても肌の水分量も皮脂量も減らない


日常生活では日焼け止めはいらない


化粧水も肌を乾燥させる



というようなセンテンスがあり爽快です。



平野さんはふとした偶然からスキンケアをすべてやめられました。


それまではスキンケアをしっかりされていて


綺麗なお肌ですね といわれるつるぴかなお肌だったそうです。


しかし、見た目に反して肌年齢は実年齢を大きく上回る


ダメージ肌だったそうです。


その後、肌断食を始められたら


皮が何回もむけ、ガサガサのお肌に。


何度もくじけそうになりながらも


継続した結果


1年後シミ、しわが減少、


法令線は薄くなり


肌は白くなられたとのこと


1945年生まれの平野さんのお顔は


掲載されていますが


とってもつややかで健康なお肌です。



そしてこの本にも書かれていますが


スキンケアをしないけれども


すっぴんではないということ


メイクをしっかりされ


女性としての華やかさ美しさを大事にされています。



スキンケアをしないということは


スキンケア用品を使わないというだけで


肌を綺麗に保つための配慮を十分にしている


ということです。


大いに共感します。



「肌断食」ぜひ読んでみてくださいね。


この本を読んでみての私の変化につきましても


後ほど書かせていただきますね。



平野さんがでていらっしゃる You Tube を見つけました。


ぜひご覧になってください。


68歳とは思えない美しいお肌の方です。


聡明でさっぱりした性格が好印象です。