先日、２０年来の夢であったバレエのレッスンに行ってきました。
楽しかった～～
嬉しかった～～
やっとふみきれた～～
１９７２年にバレエをテーマにしたドラマ「赤い靴」が放映され
私も毎回テレビにかじりついて観ていました。
母もバレエに憧れていたようで、当時小学校１年生の私をバレエ団に入団させました。
母がバレエに憧れていたからという理由もありましたが
当時、コロコロに太っていた私の身体を案じて
入団させたようです。
バレエには親友のＰちゃんと通いました。
親友のＰちゃんもぽっちゃり系です
（はい、あの上品でキレイだけど大食いという親友です。）
バレエはほんとに好きだったんで
プリエばかりの練習をいっぱいさせられても
発表会の衣装がピチピチでも
母がしてくれたドーランのメイクがタヌキのようになっていても
大らかに楽しんでいました。
いくら太っていてもダイエットしようという発想はなく
小学３年生にもなると、バレエのレッスンの帰りにはこっそり喫茶店にはいって
ハンバーガーを食べていました。
ファーストフードなんてなかったのよ。
喫茶店でハンバーガーよ！
Ｐちゃんはそのことでお母さんに叱られバレエを辞めさせられていました
「痩せるために通わせてるんよ。カロリー消費するどころか
小学３年生が喫茶店に入って食べてくるってどういうこと！」って
ところでしょうか。
私は特に叱られもせず
って叱られても気にしてなかったんでしょう。
ギャハハ！
さすがにＰちゃんが辞めるときには私も揺れました。
でもやっぱりバレエが好きで一人でも通ったのです。
しかしその頃から左足を痛めてしまい
というか左足の何かがおかしくて
トーシューズで立つのに支障が出てきて
泣く泣く辞めてしまったんです。
「もっと痩せとったら、どないかなったんちゃうの？」って話しですが
小学４年生でダイエットしようという気持ちはさらさらありませんでした。
ダイエットっていう言葉もあったのかなかったのか？？？？
当時の私は部活（トランペット）に合唱に公文にとそれなりにいそがしかったので
特に気にすることなく日々を過ごしました。
大学の頃かな？
友人の陽子ちゃんが、「一緒にバレエ習わない？」って誘ってくれたのは。
世田谷のあるバレエスクールのレッスンを見学しに行ったような記憶が。。。
しかしそのときまだバレエと言えば
レオタードにタイツという出で立ちでみなさんレッスンされてたので
「痩せたら始めよう！」と決心したのです。
しかしそこから現在に至るまで「バレエ」が似合う身体には
いっこういになることはありませんでした。
一瞬今より６キロくらい痩せてた時期はありますが
張りでた太もものラインはそのままで踏み切れなかったのです。
新聞の折り込み広告にはいる
○○カルチャーセンターのチラシ。
おお、大人のバレエとかシェイプアップバレエとかあるやん。
ジャージでもいけそうな雰囲気！
これならいけるかも！と思いながら
またまた尻込みしていました。
そして今年。
２００５年が私にとって「顔元年」であったのならば
２０１２年は私にとって「身体元年」になるのでは！と思っていると
お客様からある一言がもれたのです。
次回の予約を決めるときに
「その日はバレエの日で来られないんです。」と
「え！？バレエどこでですか？」と質問しまくる私。
すると日にちも時間も場所も私の希望にぴったりの
場所だったんです。
「行きます！行きます！」と二つ返事で答え
つい先日初レッスンとなったのでした。
いや～～～、もうご紹介くださったお客様も
他のみなさまも薄くて細いお身体。
横に並ぶのいやだった。。。。。
同じ人間の身体って思いがたいもの。
でも、でも
バーにつかまる。
バレエの練習曲が流れる
そこでプリエやパッセをしてバランスをとる。
それだけで、それだけでめっちゃ幸せだったんです
やっぱりこれが私にとっての幸せでした。
ほんとうに好きな世界に近づいていくことは
私の場合、４５歳という年を重ねないとできなかったんだなって思います。
競うことなく、比べることなく、好きだからそれをする。
羞恥心が薄れるってことも年を重ねたおかげですわ。
アハハ！ これってええことか？？？
あ～～、嬉しい
次のレッスンが楽しみです。