横山大観展、見に行きました。 | 中村薫の京都暮らし

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『はんなり京女』目指してます。

生誕150年横山大観展が、京都国立近代美術館で開催されているので、先週雨が降る中、見に行きました照れ


前期と後期の展示となっていて、7月3日からは後期となっています。この作品「紅葉」は前期の展示なので見ることができなくなってしまいました、残念チュー


美術館前に展示されているポスター、こちらは後期に見ることが出来ますねウインク
この鹿のまつ毛がとても長〜くて愛くるしい爆笑


7月9日月曜日、KBS京都ほっかほかラジオの「薫の京のとっておき教えたろか」のコーナーで京都国立近代美術館の主任研究員の方にご出演いただき、お話を伺いましたウインク

後期は富士山の絵が多く展示されるので、大観の富士山を見たいという方には、今ご覧になるのがおすすめだということですが、「或る日の太平洋」についてのお話をしていただきました。波をあらわす縦の線が、落書きのような線にも見えるのですが、これは計算され尽くした線だそうです爆笑日本独自のシュールレアリズムと評価されたと言います白い波の中の黒い縦の線わかりますか?


重要文化財の「生々流転」は、40メートルもの大作ですが、三場面に分けての展示で、今展示されているのは第三場面、最終場面。チラシに写真が載っていますが、下が「生々流転」。上は「群青富士」。


横山大観の絵を見て、夏目漱石が「気の利いているような、間が抜けたような」と人柄が出ていると評したそうです爆笑
横山大観展、7月22日日曜日までです。ぜひ鑑賞してくださいウインク