おばあちゃん(義母)の
乳がん告知から3日。




一昨日、昨日と仕事に行き
いつも通りの生活をすることで
平常心を取り戻したりんごです。
おばあちゃんと、私のことも、
心配してくださった皆様おねがいキラキラありがとう




おばあちゃんは、
変わらず畑仕事に勤しんでます。





ああ、そうだった。
おばあちゃんを見ていて思い出した。


私も、
自分自身が乳がんと判った時
判るまでが一番不安で、気に病んでて
告知されたその日は
さすがにショックだったけれど、
一晩明けたら、
手術で取って治ることだけ考えてたな。


そして、
仕事をどうしようか。
手術が繁忙期の12月だったら困るなあ。
手術したらどれくらいで復帰できるのかな。
3ヶ月も休んだらその後大丈夫かしら。。
そんな心配ばかりして
自分の命の危険というのは
あまり重く考えずにいた。


考えたくなかったのかもしれないし、
まだ、自分が死ぬ可能性を、
イメージできなかったのかもしれない。


初期だから
手術をしてがん細胞を取れば
治るんだ!
という、無知ゆえの強さ?と、
仕事を忙しくしている方が
深く考えすぎずに済む
という予防線とで
とにかく忙しくしていた。



もしかしたら
おばあちゃんも同じ気持ち?


いつも通り畑をして
家事をして
一日中動いて疲れて寝る。
その方が、夜眠る時にも
嫌な未来を想わずにすむ。


だから、
雨と、市場の盆休みで
畑仕事がおやすみなのに、
のんびりしないで
いつにも増してせっせと、
お盆の支度を一生懸命していたのかな。


だとしたら
私もいつも通りの生活をして
フォローするべきところだけ
した方がいいよね。
そう思って、私も変わらない接し方を
心がけることにした。





備忘録鉛筆

おばあちゃんの乳がん告知までと
市民病院での説明


おばあちゃんはがん家系。
実母・実姉・息子も癌で亡くしている。
そのため検診はしっかり受けていて
ずっと、市のがん検診で
マンモもエコーもしっかり受けていた。

検診結果は、大体いつも再検査。
石灰化の影がいくつかあるらしくて
念のため大きい病院に行ってと言われる。
でも、大きい病院で調べなおすと
去年と同じだから大丈夫OK
と言われていた。

ところが昨年は、コロナ騒動で
病院に行くのが嫌で渋っていたら
検診時期を過ぎてしまっていたらしく
検診なしバツブルー
そして今年。
一年あけたら、いきなり
いつもの影が、2年前より
倍の大きさになっている。
針生検しましょう!
となった。
検診を一年サボって
翌年に発見されるくだり、私と同じえー


一度少しだけ取った細胞診では
がん細胞が出ず
でも念のためもう一度と
太い針での検査と、CTも撮影。
2回目の針は、めちゃくちゃグリグリ
奥までぶっ刺されて痛かったそう。
どうやら奥の奥に
おばあちゃんの乳がんはいるようだ。
細胞診を2回したのも、私と同じねニヤリ


そして検査の結果は
左乳がん。
浸潤がんで、大きさは約1センチ。
進行は遅めのおとなしいタイプのがん。
ホルモン剤が良く効くタイプ。
うわ、がんの性格も大きさ以外ほぼ同じキョロキョロ


勧められた治療計画は
左乳房の全摘と
センチネルリンパ節生検
その後ホルモン剤治療。
まだがんがそこまで大きくないから
転移の可能性は低いとのこと。
がんの性格が似てるからか推奨治療も同じ!
転移の可能性も、私も低かった。
でもここから先が少し違った下矢印
おばあちゃんは、念のため
先にCTも撮っていたけど、
それでも怪しいところはなかったそうで、
希望があれば部分切除でも良いと。
ただ、奥の方にあるから
ちょっと抉れた感じになってしまうし
部分切除ならば念のため
術後、放射線治療をした方がよいそう。
そうすると毎日照射に通う必要があると。

それを聞いて私は即座に
全摘がいいよ!
と言った。
おばあちゃんから私が乳がんやったことは
ドクターに伝わっていたようで、
良く理解されていらっしゃるから
話が早いです。僕もそう思います。と。
やっぱり不安材料を残すよりは
その方が安心だし、後の治療が楽なんだよ
と、
おばあちゃんには説明した。


おばあちゃんの年齢からなのか
お胸があまりないからなのか?
再建については案内はなかったけど、
その後の会話で
ドクターが私のがんについて質問され
私が治療内容と再建のことも話したら
おばあちゃんが
まあワシは歳だし、元々ないような乳だで
全部取ってまってもええわなー変わらんわ
と言っていたので
再建のことは理解していて
その上で不要と思っているようだった。


その後手術日程の話に進みかけたとき
おばあちゃんがちょっと待ったをかけた。
おばあちゃんは以前、
脳の手術を名古屋の病院で2回し、
その後胆のう摘出の手術も
同じ病院でやっているので、
今回も同じ病院に行きたいらしかった。
既往歴がわかっている方が
安心だという気持ちはわかる。
その後通うのには、
近い病院がいいと思うけど?
と一応言ったけど大丈夫だと言うので
紹介状を書いてもらうことにした。

今回担当の市民病院のドクター
若い男性医師で
とても優しくお話もわかりやすく
私はいい先生だと思ったけど、、
イケメンだったし照れ
若すぎておばあちゃんには
頼りなさげに映ったみたいアセアセ
でも
名古屋の病院の方も
乳腺科は初めてかかるから
誰に当たるかわかんない。
若いドクターかもしんないけどね。
相性の合う良いドクターだといいなニコニコ



しかし、、
同居して10年。
最近はわりと言いたいことも言える仲になり
たまに娘と間違えられるくらい
似てきたおばあちゃんと私。
でもまさか、乳がんまで
お揃いになるなんてアセアセ
そんなことってあるんだねタラー

事実は小説よりも奇なり
だね。





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