仕事復帰が決まったので、今まで書けてなかった入院期の思い出し記録を今のうちに仕上げないと!と、慌てているりんごです。

もうだいぶ忘れてるので。。大雑把な記録になっております。ご了承をーアセアセ
(書いてる時点でまだ半年経ってないんだけどね)



ジンジャーブレッドマン



2019年12月12日
いよいよ手術。
朝6:30から絶飲だったので、寝る前ギリギリにお茶を飲んで、、そこからぐっすり寝た。
明け方トイレに起きて、またお水を少し飲み。。二度寝したら、気がつけば7時半。もう太陽の光が窓からいっぱい入ってきていた晴れ
あまり早起きしても、やる事ないし、朝ごはんも食べられないからゆっくり寝てよーとは思ってたけど。。
手術前なのにこんなぐっすり寝る人いる?
と、自分にウケた。


手術の後は、3日間ICUで過ごすためこの部屋には帰ってきません手
と、前日にナースに言われたので、初日に広げた荷物はまたキャリーバッグにしまっておいた。
術後すぐから必要となるもののリストアップ表があり、それらを紙袋にいれて、後のものはナースステーションで預かってもらうらしい。
貴重品などお札は家族に預ける。
そんなに現金もってきてなかったから、テレビカードと携帯と小さい財布だけ、ポーチに入れて家族に渡すように準備した。
その後また同じ部屋ではないんですか?と尋ねたら、まだわかりませんが多分違うお部屋になりますとのことで。
そうかー眺めがよくて、端っこだから静かでよかったんだけど。。この部屋とはおさらばなのね。


で、案の定暇でテレビを観てたら、予定より1時間以上も早く付き添い予定の家族が来てくれた。
私より、心配でソワソワして早くきたらしい。
ありがたやーえーん
肝心の本人が能天気にしててごめんよ!
で、おしゃべりしながら時間を潰すこと約1時間。。
確か途中ナースが検温とかチェックに来ただけで、ドクターは来なかったかな?回診あったかな?覚えてないなーアセアセ


覚えているのは、前日に挨拶に来てくれた、オペ室のナースさんが、時間通りかわいいポシェットを下げてお迎えに来てくれたこと。
手作り感満載の、動物のアップリケがついたポシェットに、書類とか色々入れて、オペ室まで一緒に歩いてくれた。
なんでポシェットなのかは、わからないけど笑
途中まで、付き添いも一緒に歩いていき、エレベーターの前でお別れ手
がんばって!
とか
リラックスしてねー!
とかなんとか。。
声をかけられたけど、能天気な私はあんまり手術を怖がってなかったので、
大丈夫大丈夫ーニコニコちょっと行ってくるわ!
と、手を振って普通に笑顔でエレベーターに乗った。
怖いのは。。
手術の前の、硬膜外麻酔だぁーえーん
下矢印コレ


背骨のとこに、チューブが入るんだってぇ。。
怖くない!?
私はめっちゃコレが怖かったアセアセ
この時は絶対動かないで下さいとか言われたし。。
きっと、動いて変なとこに刺さったりしたら脊椎損傷とかして身体が動かなくなったりするんだろーなーガーンと、想像しては一人でびびっていた。


手術室がある階について、案内された部屋?に入ると、ドラマとかで見たことがある大きなライトが目に飛び込んできた。
コードとかいっぱい走ってて、大きなモニターとかもあって、、わぁーすごいキョロキョロって部屋の中見回す私。。
部屋には何人も手術用の服を着た方々がいたけど、病棟のナースさんたちは当然いなくて、お迎えに来てくれたナースさん以外初めて見る方ばかり。。
あっ、ヒヨコ先生がいた。
それから、前日の回診時に挨拶してくれた、爽やか流れ星な若い女医さんも、発見!
私の元へ駆け寄ってくれて、がんばりましょうね!って、言ってくれたピンクハート


それから、モニターの接続トラブルなどで5分ほど待たされて。。
いよいよ、手術台に乗ることに。
そこで、着てきた服を脱いで、手術着を前からかけられた。
心電図とか、血圧計とか色々なものをつけられた。
硬膜外麻酔があるので、背中を開けないといけないからそんな格好だった。
その頃には、ドクター達も全員集合キラキラ
私を助ける神チームのメンバーが、次々声をかけてくれた。
初めましての麻酔科のドクターお父さんも、外国の方だと聞いていたけれど、流暢な日本語で、優しい雰囲気だった。

お父さん では、横向き寝の形に寝て、ぐっと背中を丸めたポーズにしてくださいね〜
あ、そうですそうです。上手ですね〜
じゃあまず、局所麻酔しますね。

(ひいーーーきたきたぁーえーん)
内心めっちゃ怖くて叫んでたけど、局所麻酔はちくっと背中に刺されて、おしまい。
そして背骨のところに細い管を入れるのも、無感覚になってたから、いつ刺されたのかもよくわからずいつの間にか終わっていた。
あれっ?もう終わったの?キョロキョロ
って感じ。
一瞬、なんか不思議な感覚があった気がするくらい。
痛みも、細い管が背中に入っているという感覚も全くなくて。。
私は安心して、ふぅーと一息。なんかもう、ひとつの山場を乗り越えた気がした。笑


確かその後だったと思うけど。。全身麻酔の点滴も刺されて、酸素マスクもつけられた。
手術する側の腕は上に上げた状態で固定された。
ナースやドクターが、ずっと声をかけていてくれたので、その後はそんなに怖さもなかった。
そして、麻酔科のドクターが言った。
お父さん じゃあ点滴を始めますね、点滴が入っていくとき、少し血管痛があるかもしれませんが大丈夫ですよ。すぐ眠くなりますからね。
大きく深呼吸を続けてくださいね。
あっ、ほんとだ、ちょっと点滴が入ってるところが痛い。。
私はそう思ったけど、ハッキリ覚えているのは、ここまで。
多分、ドクターに言われたとおり深呼吸を2回くらいしたところで記憶が途切れている。
気がついたら、薄暗い部屋に、ひとりで寝ていた。


頭がぼーっとしていて、眼を開けては周りを見回し、また眼を閉じ、また眼を開ける。。
それを繰り返していて、だんだん意識がハッキリして、あぁ、手術終わったんだなと思った。
まだ、身体を動かそうとか声を出そうとは思わず、ただぼーっとしていた。
今何時かな?
手術うまく行ったのかな?
考えてたら、少し遠いところの話し声が聞こえてきた。
話している内容はあまり聞き取れなかったけれど、付き添いの家族とナースが話しているとわかった。
まだ居てくれたんだ〜ありがとうキラキラ
という気持ちと、
終わったら早く帰ってって言ったのに〜!アセアセ
という気持ちでぐるぐるした。
朝も1時間も早く来てたし、次の日仕事だと言ってたから、長時間で疲れるだろうから早く帰ってねと、別れる時に念を押したのになぁ。。
でも、その後私が寝ているところには入って来ず、去っていく足音がして、ほっとしたと同時に話せなかったのがちょっとさみしかった。
術後目が覚めたら家族と話せるもんじゃないのかな?と思いつつ、またいつの間にか眠りに落ちた。


その夜のことは、ほとんど記憶がなくて、夜中に目が覚めたり、様子を見にくるナースと話したりも多分してたんだけど全然思い出せない。
ということは、おかげさまで術後の経過が悪くなかったということだ。
夜のうちに、酸素マスクは外されて、確か何回かお水を飲んだ気がする。
痛みや気分の悪さは特に無く、ただ初めは体を動かすのが怖くて、ずっと同じ姿勢で寝ていたので背中が暑いアセアセとは思っていた。
血栓を予防する、脚のマッサージのポンプ?も、暑かったアセアセ
覚えているのはそれぐらいかなあ?
本当に記憶が曖昧。
麻酔のせいなのかな?
とりあえず、無事に終わったし、苦しさとか痛みも思ったほどなくて良かったピンクハートと思っていた。


手術中にお世話になった全てのドクター・オペ室のナースの皆さまキラキラ
手術のあとは、会うことがなかった方々もたくさんいます。
直接お礼が言えず残念でしたが、感謝の気持ちでいっぱいですラブラブ
ありがとうございました!!