まだ、ガチンガチンの時代の頃。
50年前。
出産は”痛み”が必要で、産後は”主人”の邪魔にならないよう実家に帰って、母乳のみで、オムツは布製がホメられて…あと何があったろう。
今はどうだろう。
育児家事を全くやらない父親は少なくなったろうし、
実母が娘の家に泊まって産後を手伝う形が多くなってるようにみえる。
保育所も生後二か月から預かるところもある。
今までの仕事を続けられる…のかもしれない。
それでも、熱のでない子どもはいない。
みんなどうやって”自分”が破綻しないように向き合っているのだろう。
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「”母”というペルソナ」についての金原さんの話は心を打つ。
エッセイ集。55編。
著書:「踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君」
著者:金原ひとみ
発行:朝日新聞出版 2025年10月第一刷
