著書:歌集「アスパラの芽立するころ」 かりん叢書第458篇
著者:馬場あき子
発行:角川文化振興財団 2026/3/25初版
※馬場あき子さん(1928/1~現98歳)。歌誌「かりん」創刊(1978年)
馬場あき子さんの28番目の歌集。2017年11月~2021年11月までの作品収録。
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『石仏の庭』石仏の作者は須藤賢氏。敗戦後生還し、新潟大の教授となる。退官後、石仏を彫りて、朝日歌壇に長く投稿された。
(歌集より『石仏の庭』から)
生きてあれば崖つぷちといふことも知る最後の崖は未知の死のこと
兵として雲南の石仏に遇ひしこといのちにてひと生よほとけ彫りたまふ
還らざる兵を思ひて彫りはじめし石のほとけは百体の死者
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わたしたちは、人類として、ずっとずっと戦争を続けるのだろうか。
