保健室登校からまたもや彼に会いに行った次女。
親が恋愛に口挟むのはナンセンス。
なんて思いながらも次女の彼氏に似ている私の黒歴史の元カレの話を次女にした。
「3時間30分も待つなんてママどうかしてるわ笑」
「7股なんて頭イカれてるわ笑」
なーんて言いながらルンルン準備して出かけていきましたわ。
またもや待てど暮らせど帰ってこねぇ
こんにゃろぉめ!!(このやろーめ!)
20時帰宅。
今日という今日はブチギレたる!!
しかし次女、私の顔見てポロポロポロポロ泣き出す。
「ど、ど、どぉした?!」
「すじ塩。すじしお、すじじお食べいぐぅ〜」
「え?え?あぁ、近所のお好み焼き?!」
※近所のお好み焼き屋にある【すじ塩】とは
キャベツと柔らかすじ肉を塩ダレで炒めたメニューです。
「えぐっ。えぐっ。ゔん」
「わ、分かった。分かった。行こう。ママすぐ準備する!」あわあわ。
そしてすぐに2人でお好み焼き屋。
次女の話を聞くと彼の学校終わりに渋谷で会う約束をしていた。
しかし彼が
「親から学校帰りに病院に行くから最寄駅で待ってろって言われたから行くの遅れる。」
と連絡が入った。
しかし2時間30分経っても彼からの連絡はなし。
急いで向かってくれているかもしれないと更に30分待った。
我慢ならず連絡すると
「帰りに友達に会ってご飯一緒に食べてる!今日はもう無理だわ。」
と。計3時間以上待ったらしい。
え?え?えぇぇぇ?!
こわい。こわい。完全一致。デジャブ!
我ら待ちぼうけ親子。
「なんで?ママ、元カレの話したばっかじゃん?!」
「多分他の女の子と会っているんだと思う。待ってしまうママの気持ちが分かったよぉ。」
とお好み焼き屋で再度涙ぐむ次女。
「今夜は飲み明かそう。」
と言い、次女ラムネ4本飲んで念願の【すじ塩】3人前を1人でたいらげた。
横で会社の飲み会っぽい、おじさんとお兄さんたちが
「この辺キャバクラやガールズバーないんですかぁ?」
なんて言って酔っ払っていた。
「男ってみんなああなの?!」
「まぁ、パパも可愛い女の子大好きだろうしね。(←急な暴露)
ただ理性が働く男を選べばいいだけ。
『次女の事が大事だよ。』と口で言いながら浮気する男は理性のカケラもない。
言葉に騙されないで本質を見抜くためには今日の経験は無駄ではないよ。」
「どういうこと??」お子ちゃまに分かるかな。
「本質を見抜く力をつけなってこと。それは沢山の男の子と付き合えば身につくものじゃないからね。
同性も異性も年齢も関係なく出会った人を大切にしていたら、どんどん勝手に身に付くものだから心配しないで大丈夫。
ただ目の前の人を大切にしていたらそれだけで、いつしかなんとなーく、この人は大丈夫だな。この人はまずいかもって男女問わず見えてくるようになるよ。」たぶんな。
「ふーん。そっかぁ。」珍しく素直に聞くじゃん
私は中2に何を話してるんだ。
ついついミル姉さん降臨してしまったわ🐄←(ミル姉さん知らない年代いたらすんません)
正直塾どうなるんだ?!
余計学校行かなくなるのか?!
行ってないか笑
と不安だが、もう起きてしまった事はしょうがない。
当分うるさい事は言わずに見守ろう。