あるアーティストのライブのバックで踊っているのを
見て存在を知ったダンスユニット。
今年の春 ヨーロッパに単身で遠征し
ダンスの大会でまさかの優勝に輝いたという
知る人ぞ知る実力者達。
ダンスを追求する姿勢がいつも凛としていて
追及の仕方も実にクレバーでスマート。
無駄なところにちからが入ってなく
すらすら流れるように踊る姿はもはや芸術。
そして職人の域。
そんな彼らも舞台を離れれば
ダンススクールでレッスンを受け持つふつうの人達。
でもきっと
そのふつうさが
ふつうの社会でふつうに生きている人達の
心を動かす何かを表現できるベースになっている
のではないかと感じた。
別に分かって欲しいわけじゃない
ただ自分達がよいと思ったものを見て
見てくれる人が楽しんでくれたら
それでいい。
ごちゃごちゃ理屈は不要だから
みたいな・・・・。
そういうスタンスは見ていて
少しも押しつけがましさがなく
心地よくてどこまでもすがすがしい。
まだまだ世界は遠くて手が届かない。
そんな事実さえ
日々の小さな努力で
なんとかなるかもしれない
そういう夢を見させてくれる
あるいは
目標を持つ勇気をくれる。
え？そんなつもり全然ないんだけど・・・
そう言いそうなところも
また いい。