ファーストセット、
0-1
2-1
4-1
5-2
6-2
最後のゲームは
相手のネットミス等が多く、
☆のミスははリターンを一度アウト
してしまっただけで
ゲームが取れてしまった。
しかしこの選手、
相当上手い。
体勢を崩しながら返したボールでも、
しっかりコート内に返す。
☆ならネットかアウトしてる…。
この選手が☆の特徴をつかみ、
対策を考えて来たら、
あっと言う間に
ポイントをとられるだろうな…。
すでに、
☆の得意なバックバンド封じを
試し始めているような気がする。
セカンドセット
1ゲーム目の
最後のポイントはラリーが続き、
フォア側のきびしいボールを
なんとかかえす、
ボールがほんの少し
浅くなったところを相手がドロップ。
☆の右側にバウンド、
ギリギリ腕を伸ばし、
なんとかラケットを振った、
ボールは相手の左をかすめて後へ落ちた。1-0
2-1
しかし、
2-3
逆転される。
☆のダブルフォルト2回
はキツかった。
次は相手のサービスだったが、
ダブルフォルトもありミス多めで、
☆がゲームを取る。
3-3
次のサービスは☆、
最後サービスエースが決まり、
4-3
相手の足が限界になってきたのか、
かなり足を気にしている。
転がったボールを取りに行くのも
つらそうだ。
☆も相手が後ろを向いている時に、
足を伸ばしている。
そろそろ攣りそうなのかも…。
声を出して自分を鼓舞!
徐々に☆独特の沼に落として行く。
相手は☆のフォア側を狙って
強打を打ち込む…、
だけど打ち込んでも打ち込んでも、
☆はラケットに当てるだけ…。
☆が高く上げたロブを、
相手は強く打ち込んで、
打ち込んでも返される、
打ち込んでも返される。
相手選手のイライラが
見ている私にも伝わってくる。
相手が強く速いボールを打てば打つほど、
☆はただ、ラケットを差し出して、
当てるだけ。
このラケット操作が、
めちゃくちゃイラッとくるのだと
想像できる。
相手が攻めのテニスにこだわれば、
こだわるほど、
☆のロブ沼に完全にハマって
抜け出せない…。
ただその分、ハードコートでの
☆の足にも相当な負担が
かかるのですが…。
やがて、決着がつくときがきました。
6-3でセカンドセットも取り、
勝利
試合後、
☆は相手選手の正確なボール運びを絶賛。
とにかく、上手い選手だった!と。
彼女が体力をつけて、
3セットマッチにも
耐えられる身体になったら、
次は負けると断言していました。
翌日は2回戦です。