植木鉢で育っているびわ、
たぶん五年ぶりぐらいに実がなった。
けっこう色づいてきました。
食べ頃か?
この枇杷、たぶん種から育てました。
たぶんと言うのは…、
五年前まで枇杷だと気がつかなかったから。
思い起こせば…、
あれは息子がまだ幼稚園児だった頃、
秋、公園に遊びに行く度に
ドングリを拾い集めていました。
沢山集めたドングリを大切に保管し、
虫がわく…、という悲惨なことにもなりました。
そんなある時、
近所の友達と遊んでいた息子が、
近くに大きなドングリが沢山落ちている!
と報告してきました。
スーパーの袋を持ち出し、
小学生&幼稚園児達とドングリ集めに
走るわたし。
(ドングリ集め好き)
普通によく見るドングリはこんな感じ↓
でも、その時見つけたドングリはこんな感じ↓
今、スマホで調べて「くぬぎ」と知りました。笑
実がデカイ!
子供達と急いで拾い集めました。
翌日、
スーパーの袋に入ったドングリを眺めていて、
思いついた。
そうだ!育ててみよう!
幼稚園から戻ってきた息子といくつかの
ドングリを植木鉢に植えました。
普通の小さなドングリ
大きなモジャモジャドングリ。
息子は毎日じょうろで水を掛けました。
しばらくすると…、
なんと!
鉢の一つに芽が出てきているではないか!
おお~

ドングリの芽、
はじめて見たー

息子と二人で大喜び!!
息子が友達にドングリの芽を自慢します。
「えー!◯くんのママ、
これ本当にドングリから生えてきたの?」
「本当だよ。」
ここでよせばいいのに、
わたしは小さなスコップで少し土を掘りお越し、
種から芽が生えている様子を見せてあげました。
スゲー!ドングリから
芽が出てるー!
盛り上がる子供ら…。
しかし、数日後にその芽は枯れてしまいました。
なぜなら、息子はわたしの目を盗んで、
友達が遊びに来る度に、
ドングリの芽を掘り起こして、
その様子を見せていたのです。
残念…。
「芽は赤ちゃんだから、
何度も掘り起こしてはダメだよ。
赤ちゃんは静かに寝かせてあげないと大きくなれないんだよ。」そんなことを言って叱りました。
「うん、わかった!今度芽が出たら絶対しない!」
約束をしてくれましたが、
正直、
もう他の鉢から芽が出ることはないだろうと、
あきらめていました。
ところが!しばらくして、
大きなのドングリを植えた
鉢から芽が出てきたのです。
今度は大事に育てなくては!!
小さな芽はどんどん大きくなりました。
何度も一回り大きな鉢へ植え替え、
やがて背丈は1mあまりに成長しました。
庭はありますが、地植えはしませんでした。
大きなドングリを拾った所に生えてる木は
とてつもなく大きかったからです。
でも、こんな鉢植えで育てていて、
いつドングリ実るのかわかりません。
ある日、あそびに来た実母が鉢のドングリを見て、
「この枇杷、大きくなったね。」と…。
枇杷?それはドングリだよ

「え?この葉っぱ🌱は枇杷の葉でしょう?」
ハハハ( ´∀`)
向こうの林で拾った大きなドングリを鉢に植えて
出てきたんだから、ドングリだよ。
「そぉう?
お母さんには枇杷の葉にしか見えんけど。」
息子は大きくなり、
小学校を卒業してもドングリの実はなりません。
お前、いつ実がなるんだ?
息子が大きく育った木に声をかけます。
そしてついに五年前、実がなったのです。
立派な枇杷の実が!!
枇杷の木だと知ったのはお隣さんのおかげです。
ある日、隣の奥様がから
「ウサギのかーあさん、
もうすぐ枇杷がなりそうね。」
と話しかけられました。
え?枇杷ですか?(どこ?)
「枇杷の木に小さな実がついてるよ」
隣の奥様が指差す先にあの鉢植えがありました。
よく見ると、小さな青い実がついていました。
わたしがドングリだと言うと、
自分の庭にも枇杷の木があるから見ておいで!
と…。
導かれて枇杷の木を見ると…、
そこにも青い小さな実がついていました。
そう、我が家の鉢植えのドングリの木と
そっくりな実が…。
ええー!
枇杷なの~?
なんで?なんで?
あの時、鉢植えには
確かにドングリを植えたはず!
そもそも、枇杷の種なんて
植えた覚えは一切ない!!
どこでどうなった?
その日、学校から帰って来た息子に
ことの顛末を話すと…。
大混乱!
ええー?ウソ?マジで?
何度も何度も呟いておりました。
その日は三人で、
枇杷はどこからやってきたのか?
について話し合いをしました。



