この時の事は
カウンセリングを受ける数日前に
◎本人から聞いていました。



◎の話では職員室に連れていかれて、
先生に事情を説明したら
わかってもらえた、とのことでした。



しかし、
カウンセラーの先生の話では
少し内容が違っていました。


なぜ、
Mくん達の騒ぎに反応したのは
◎だけだったのか…。



それは、
トイレに閉じ込められた子も、
閉じ込めていたMくんの仲間だったから…。


回りの子供たちは、
やんちゃなMくんとその仲間達の
ことには関わりたくない。
彼らの悪ふざけの延長にわざわざ
首を突っ込みたくなかったのです。




バカ正直にその渦中に飛び込んで
しまった◎を気にかけてくれた女子達が
いました。
近所に住み、
幼いころから◎と遊んでいた彼女らが
Mくんの後を追いかける◎の様子を
伺ってくれ、
Mくんらと揉み合いになったことから
先生を呼んで来てくれました。



彼女らが先生に
説明してくれなかったら、
◎さんは男の子をトイレに閉じ込めた
犯人にされていたことでしょう…。



そう、
カウンセラーの先生は言いました。




休み時間に外で遊ぶ同級生が少ない。
仲間に入れてもらえない…。
そんな悩みがあった◎でしたが、
カウンセラーの先生は
その理由も教えてくれました。

なぜ外遊びをする児童が少なかったのか…。
それもまたMくん達が関係していました。


みんな、彼らを避けていたのです。

外で遊んでいると、
無理やり遊びに入ってきて、
ボールをわざとぶつけられる。
鬼👹に何度もさせられる。
サッカーではキーパーを命じられ、
複数のボール⚽を
自分めがけて蹴られる。

その他にも数々の嫌がらせを受ける為、
みんな外遊びをしなくなっていたのです。


人の様子をうかがうということが、
苦手な◎さんには、
みんなのそんな様子に気がつかなかった
のだと思います。




知能検査から◎には、
わずかな騒音にも注意を削がれてしまう
特徴があり、
耳から入る言葉等を正確に聞き取ること
が苦手という特徴もこのような
ことに関わってしまう要因でした。



カウンセラーの先生が
言うには…。


◎にとって、
現在のクラスの中で
存在を認識できるのは、
何かしら騒ぎを起こすMくんと
その仲間達だけだという。

彼らは授業中、休憩時間に
関わらず騒がしいので、
その存在を真っ先に認識してしまい、
その他のおとなしい児童を
◎は認識できないのだと…。


◎の中では、
騒がしい=明るく楽しい。



担任の先生が
友達とは仲良くしないといけませんよ!
と言えば
それをそのままに受け取っている。



それは正しいことなのだけれども、
嫌がる事をする人や性格の合わない人とは
距離を置くことも必要だと、
まだ理解できない。


小学五年生にもなると、
だいたいの児童はそういうことが
わかって来るのだという。



お母さん、
これからわたしが話すことに
驚かないで下さい。
わたしたちのような仕事をする人間には
知られていることなのですが…。



カウンセラーの先生のその話を聞き、
これから先、
◎をどうやって育てていけば良いのか…。


不安を感じてしまいました。
ショボーン


お掃除したばかりの小屋に入るパフェ。