娘の高校受験を終えて、
長男の高校受験時の事を思い出すことが度々ありました。



普通は兄姉の受験時の経験は参考になるはずですが…、うちの場合は全く参考になりませんでしたね。(笑)






長男は現在、高専4年生。
中学3年の夏に高専を第一志望としました。


なぜ高専を?
普通科ではないの?



彼が高専を志望するにはそれなりの理由があります。



小さな頃から絵を描いたり、物を作ったりすることが大好きでした。
紙、牛乳パック、食品トレー、段ボールを切ったり貼ったりして様々な物を作っていました。



わたしの仕事中は仕事場の託児所で過ごし、
午後、家に帰ると夕食ができるまで工作に夢中でした。




コックピットを卵のパックで表現した戦闘機、
ゴムを竹串と厚紙に巻き、それを動力に動く
自動車。
(写真に取ってあったのですが、
後に主人が「つまらんものを…!」と、消去してしまいましたが…。プンプン)


その頃の彼の夢は大工さんになることでした。


小中学生時代から理数系の学科の成績は良く、
英語、国語はそれほど得意ではなかったので、
どうしようかと考えていました。
 野球部に所属していましたが、もちろんスポーツ推薦が望めるほどの戦歴はありません。



中学二年生の夏前、
受験に向けて高校の下調べを始めました。
わたしの方針として、必ず学校に訪問したいと思っていました。
しかし、どこの公立高も夏のオープンスクールは中3が対象で中2からは受け付けてもらえませんでした。



そんな時高専のホームページを検索すると…、
小中学生対象の「夏の体験授業」お知らせが!
各学科がそれぞれ体験授業を開いていました。

これは、夏休みの研究にもできるぞ!!

すぐに本人に話すと、興味津々!
そのうちの一つへ申し込みしました。



体験授業は2日間あり、実際に教壇に立っている先生の指導のもと、専攻科の学生さん達に手取り足とり教えていただいて、小さな基盤を作りました。


秋には高専祭へ。
ロボコンやソーラーカーの新築したばかりの
ラボは最新鋭の機械が揃い、まるで本物の工場。



学生達が作ったゲームで遊ばせてもらい、
図書館で行われていた中学生に向けての進学説明会に飛び入り参加して、個別で質問もさせていただきました。



この頃にぼんやりと高専へ行きたいな~✨という気持ちが出てきたようでした。


中3になると本人から、
「塾を変わりたい。念のために進○ゼミの難関コースもやりたい。」と申し出がありました。
それまでの塾は模擬試験もない、小さな個人塾でした。
友達から他の塾では宿題あったり、
模擬試験があることを聞き、不安を感じたようです。


わたしは他県出身でこちらの高校についての知識がほとんどありませんでしたので、
情報を得る為にも他の塾へ変わりました。





いよいよ中3になり、
普通科進学校2校と工業高校のオープンスクールへ参加後、すぐさま高専を第一志望としました。



その理由。
※施設の充実。
※先生、学生の雰囲気が自分と合う。
※大学への編入ができる。
(編入試験科目はセンター試験に比べると少ない。)
※ロボコンへ参加したい。


この頃、息子はわたしに話しました。



将来は社会で役立つ何かを作りたい。
その何かは今はわからないけど、電気や機械、
コンピューターの事を学ぶ事って、いつか何かを作るために役に立つと思う。

県内の高専が無理なら他の県の高専でもいい!
絶対に高専に行きたい!



わたしと息子は6月初めには県内高専の
前期推薦入試要項(過去の)を確認していました。
前期推薦と後期学力試験を受けることができますが、前期を受けるための条件として、
内申点はかなりの数値が必要でした。
(3年間の9教科内申点の合計値で判断されます。)

ガーンガーン
まさかの条件でした!
3年間の内申点とは…、厳しい。
(これは息子の高専独特のものです)

2年時の内申点が低く、この条件をクリア
するには3年時の内申点をほぼオール5にする必要がありましたが…、
一学期末にオール5の夢は破れました。

滝汗さぁ、どうする!?



本人が寮生活も覚悟すると言うので、
隣県の高専の受験条件を調べると、
前期推薦を息子の内申点でも受験できることがわかりました。
すぐに所在地を確認し、実際に校内を見学、
その後は受験説明会へ行き、前期を受験する事を決めました。


受験日は両高専とも前期後期同じ日程でしたので、前期は隣県の高専、後期は県内の高専を受験することに決めました。


念のため、自宅近くの私立高校と公立高校の
受験申込もしました。


その私立高校と公立高校を選んだ理由が、
息子らしい…。



高専に落ちて他の高校へ行くなら
家の近くがいい!
どうしても行きたい高校なら長い通学時間も気にならないけど、それほど行きたくない高校へ長時間かけて行くのはいやだ!



当時の進路指導の先生、
「隣県のT高専を受験するはわが校初です。
わたしも初めての事で要項などを確認しながら申し込みします。」


びっくりびっくりびっくりアセアセ
あらら~。



1月、T高専前期推薦受験。
   私立高校前期推薦受験。

2月、T高専前期推薦不合格。
   私立高校前期推薦合格。


隣県のT高専の前期推薦倍率は20倍以上、
サラッと落ちてしまいました。タラー
しかし、私立校が合格で浪人は免れました。


同じく2月、S高専後期試験受験。→合格。
      


爆笑爆笑爆笑ルンルンルンルンめでたく
第一希望に見事合格しましたキラキラ



すると、息子が一言。


「3月の公立高校後期は受験しない。」


びっくりえっ?そんなことできるの?
受験料払ってるし、とりあえず受けとけば?



「なんで、第一希望に合格したのに受験しなくちゃいかんの?時間の無駄や。」



いやいや、2つ合格しといた方が嬉しいでしょうが!
塾の先生への恩返しと思って、高専と公立校2つ合格の実績作りに協力したら?

ぼけー
「なーんで、そんなバカ馬鹿しいことに付き合わなくちゃならんの?大人の事情なんて知らん!(笑)
とにかく明日、先生には受験取り消しを伝えてくる。」


受験取り消しなんてできんやろ?!
びっくり




次の日、帰宅した息子。
「取り消ししてもらうことになった!!」


先生、びっくりしとった?!



「んー、?そうかな…。」



本当に受験キャンセルなんてできたのか!?




つづく…。ウシシ