先月末、
息子が久しぶりにグローブを出してきた。


中学の野球部同級生達と久しぶりに野球をするのだそう。



学校のグランドは狭いので、
野球少年団で使っているグランドを借りる手配もしたようです。




雨男の息子なので少々心配しましたがなんとか曇り空。



12人位集まるかな~?


と言っていましたが…、実際には20人以上集まり、当時の同級生がほぼ全員揃ったそうです。



進学し、遠くの町へ行く人、
就職した人、地元に残る人、
残念ながら浪人する人。


みんなで楽しく野球をしたそうです。



息子が野球を楽しめるようになるなんて…。


主人がこの場にいたらどんなに喜んだ事だろう…。おねがい





幼稚園の頃からどちらかといえば運動神経の良かった息子。


主人はきっと思っていたにちがいない。


俺の息子だから、野球もすぐに上手くなる。


ところがどっこい!?



少年団に入って一年たってもまともにキャッチボールも出来ない!



あわてて息子に教え始めてからが凄かった。


息子に言わせると、
地獄の特訓…。



徐々に上手くなっていったが、
息子には野球をする上で必要なものが備わっていなかった。





あいつには肩がない…。
目も良い…、足も速い。
だけど、天性のバッティングセンスは無い。

それならそれで、教える事は沢山ある。

やり方次第で中学位までなら勝てる方法もある。




小学3年生位の時、すでにわたしにそう話していました。



毎朝のランニング。
家での筋トレ。
最初はお父さんに叱られる事が怖くて続けていたけれど…。


ランニングは中学へ入るまで続けていたし、
筋トレは今も続けているね。



お父さんと練習に行くと、きまって泣いて帰ってきた息子。
その横では鬼の形相のお父さんが立ってたね。


怒りのあまり、ノックバットを塀に叩きつけて
折ってしまう事2回。


あいつは究極の練習要員や!


練習中は教えた通りやり遂げる息子。 


しかし!
本番の試合になると…。
昨日の練習はどこへ?


打てない、投げれない、走れない。


お父さんがベンチで腕組んでスゴイ目つきで見てるんやもん!
とにかく、叱られないようにプレーする事しか頭になかった。
相手に勝つことはその次だね。


当時の自分の心情を教えてくれました。



監督の息子じゃあなかったら…、
もっと楽にできたかもね。
わたしも主人も、息子に厳しくする事しか出来ませんでした。
特に、他の選手や父兄の前では厳しく接しました。


「監督の息子だから優遇されている」
とは受け取って欲しくなかった。


他の選手の前では叱る事はあっても誉める事はしませんでした。


チームのために、心を鬼にしました。


時々、考えました。



息子は野球を楽しんでいるのだろうか…?


元々、野球が好きで入った少年団ではありません。(ほぼ、主人に騙された感じです)



しかし、
中学でも野球を続けた息子。
そこでも色々ありました。




そして高校に入って野球を離れ、
しばらくしてから…。



昔はお父さんに怒られんようにするばっかりで、自分でこうしたら良かったとか、
ああすれば良かったとか考えることもできなかったけど…、


今なら分かる気がする…。



お父さんが俺に何をしてほしかったのかって、
分かる気がする。


今、お父さんが生きてたら、
野球のことも、もっと深い話ができたなぁって
思うわ。照れ
お父さんは本当は俺とそういう事がしたかったんじゃないかって思う。



みんなとの草野球、
お父さんもお前の後ろで見てたよ、たぶん。



この春から実業団へ行くことになってるヤツにさぁ~、最後の打席でデッドボール食らったんだよー!
痛い!痛い!
何で俺だけデッドボールなんだよー。えーん



あっ!それ、たぶんお父さんやな。
(笑)