私はラジオ中継のために現地で携帯を借りたので、マラソン中の写真はかとちん撮影ですカメラ

花火が上がって3人でスタートゲートまでノロノロ歩くと、ゲートの上で

「頑張ってね―!!」

「給水忘れないでね―!」

「笑顔でゴールしてね―!」


マイクでみんなに声をかける女性が。



Qちゃん!!!


優しさ100%な高橋尚子さんの言葉に、かとちんと、私で下から



「Qちゃん!!Q-ちゃん!!!パー


と、叫び続けたのでした♥
天使に見えた。

現地の人たちの温かい声援や、現地の景色を見ていると、音楽はいらなくて、
イヤホン買っておきながら、結局ポケットにしまってしまいました。


2年前は、膝の痛みを持ちながらだったので、スタートしてすぐ、痛みと一緒で怖かったけど、
今回は気持ちもかなり落ち着いていて、好調。


ハーフ手前でNACK5の番組と中継が繋がって、息も切れずに会話がちゃんと出来る自分に安心。

でも、ハイウェイに入るまですごーく長く感じたのは事実。。。


ハワイカイの4・5キロに渡る折り返し、


だんだん嫌気も襲ってきました・・・・。


歩きたいなぁ、とか、寝っ転がりたいとか、暑い暑い・・・・・とか、30キロ過ぎた辺りでやっぱり思います。


$ドラマー小林香織オフィシャルブログ「KAO-RHYTHM」Powered by Ameba


夜明けとか


$ドラマー小林香織オフィシャルブログ「KAO-RHYTHM」Powered by Ameba

サンライズとか。


眉間にしわが寄ったり、口元がいーってなってきたりする度に、
顔をパンパン叩いて、自分と闘って、、、


今思い返すと、自分に負けてる話なんですが、今回の目標4時間半をクリアできるペースであると、
30キロ超えた辺りで確認して、
というのもイーブンペースで走れれば、4時間10分以内でいけそうだったんです・・。

でも、4時間半でいければいっか。。。って魔の囁きドクロ
時々ペースを落としてみたり、諦めモードダウン


その時は本当に辛いんだけど、やっぱ、今年のレースはちょっと甘えすぎたかなぁ・・・とか、今思っちゃった汗

って傍から見れば、30分以上記録更新してる時点で、ええやん!なのかもだけど、



これがマラソンマジックと、単にマゾな小林さんなんですかねにひひ


さあ、35キロ超えた辺りからは、何を考えてるか分からない状態に突入です。


ただただ足を前に出している感じ。


暑くって、エイドの水を頭からかぶるのを何回もやって、

時々晩春から始めた強度の高いトレーニングを思い出して、涙が出てきたり、


辛い時、何回も考えたのは、都さんの事でした。


都さんが闘病宣言をした時から、都さんと電話で、

「次回は必ずホノルル行きましょうね!」と涙ながらに会話をして、

トレーニング中も、癌克服をいのりながら、願いにも似た気持ちでフルマラソンへ向けてました。

でも、壮絶な治療を乗り越え、克服した都さん!


その勇気を、頑張りを、レース中にたくさん頂きました!


ゴールの手前で、大きな声で、ゴールに向かう人たちを「応援」ではなく、

コーチの如く「激励」している女性が居ました。



有森裕子さんでした。



その激励を感じた時に、本当に全てがこみ上げてきて、

涙が・・・・。


力を振り絞ってゴールへ向かいました、


と言いたいところですが、振り絞れる力は実際なくあせる

持てる力でゴールゴール


4:21:03!!!!!!



誰かの胸に飛び込みたい!

「かおりんお疲れ!」「Hey Kaori! Good job!!!!」と言ってもらいたい、

そんな瞬間で、Mikeを探すも、




あれ、、、




いないじゃん・・・・・。


もちろん、村木さん、かとちんもいません。。。。







一人っきり・・・・汗


しーーーーーん・・・・。涙も止まります(´;ω;`)




もー、こりゃこりゃ、座りたいのに、足が痛くて座れないし、ラジオの電話は待ってなきゃだし、

とはいってもゴール直後のミストで全てを洗い流す!!


南国、ハワイならではのこのゴール直後のミストは最高です!!

$ドラマー小林香織オフィシャルブログ「KAO-RHYTHM」Powered by Ameba-BLOG7637.JPG

東京マラソンでこれやったら、即刻風邪です・・・。



続く。