彼にフラれてから、4日目
寂しい反面、不思議と安堵感があった
考えればこの数カ月
彼の気まぐれに振り回されてきた
その度に感情は大きく揺さぶられ
へとへとになった
腹は立ちながらもほっとけない
彼氏というより息子の要素が強い
無邪気にまとわりついてくるところが、可愛かった
だから、普通女性が恋人に抱く、
守ってもらいたいという感情は全く湧かず、
むしろ彼が一人前の男として
どう社会に適応していけるか…
そんなことを考えていた
幼少期に母親との関係が満たされなかった彼と、
離婚して手をかけてやれず、苦労をかけた息子への
罪悪感が強い私は、お互いを呼び寄せて
恋人関係になりながらも、お互いが相手を通して
過去に満たせなかった欲求を満たそうとしていたから
親子ほど年の離れた関係が成り立ったんだろう
でも、いつまでもこのままでいい訳はない
私は彼が必要としてくれるうちはそばにいて、
それでも相応の人を見つけた時は
潔く引かなければならない…と決めていた
今回も行き違いが生じた上にアクシデントが起こったことから
お互いに心の余裕が持てず、売り言葉に買い言葉で
あっさり別れてしまった
まぁ、こんなことはしょっちゅう繰り返してきたが
2日以内にはもとの鞘に納まっていた
今回はいつもと違う…
4日立つが連絡は全く来ない
新しく始めた仕事に対しても意欲的だったし
彼にとっての支えは、私ではなくなってるのかも…
今回こそは、そっとしとこう…そう思った
そして、山積みになったままの自分の課題を
消化していこうと思った
これでもう邪魔されることもないし…
淋しい半面、妙な安心感と解放感があった
きっと私は、罪悪感を持って彼と付き合ってきたんだろう
ある意味私も逃げていたのかもしれない
そして4日目の夕方電話が来た
「あー…、俺おれ 何してん?
ちょー、今からそっち行くわ
何しに?って話するにきまっとるやんけ!!」
「お前、俺のこと好きやから別れられへんやろ?」
(-""-;)
でた! (x_x;)
これや… (>_<)
信じられへん…
((o(-゛-;)
まずは、「ごめんなさい」とちゃうんか?!