頑張ることもリラックスも続けることも
私がよりよく生きていくために練習していくことなんだ
という気付きを、先日こちらの記事で書いてみました。
書き出してみると、今まで書いてた時とは違う相手意識がふと沸き起こって、戸惑いながら書いている私がいました。
言葉にいつもと違う自分をさらけ出して乗っけていくのは、なんだか恥ずかしいものですね。
でも、ちょっと楽しかった。
まだまだ慣れないですが、相手意識を持って想いを込めた文章を書けるようになりたいなとこっそり思いました。ふふふ。
さて、昨日に引き続き
私にとっていろいろとチャレンジの年だった、2019年の振り返りをしてみたいと思います。
今年は修行の年にしよう!と思っていたら、本当に修行のような出来事がいっぱいで、とっても怖いこともあったけれど、抗わないでただ導かれるままに委ねてみよう、と過ごしてきました。
そんなチャレンジの年の修行のひとつが、身体のメンテナンスでした。
冒頭で紹介した記事の中で書いていたような、脱力すること、リラックスすることも含む身体のメンテナンスです。
そもそも、脱力するとか、リラックスするとか、言葉では言っていたけど、私にとってよくわからないものでした。
私は、もともと前のめりで呼吸が浅くなりがちで、気づいたらギューって力が入ってるタイプです。
だから、自律神経のバランスが崩れて体調に影響するまで頑張って我慢しちゃってたんですよね。
そんなふうに、自分ではよくわからないうえに、誰かに身を委ねることにもすごく抵抗があって、マッサージとか整体とか身体に触れられることはできれば避けていたいと思っていました。
高校時代の部活の後にペアでマッサージし合う時間があったんだけど、その時間がすごく嫌で、私の時間もペアの人にあげて、私はマッサージする側専門に徹していました。それくらい避けていました。
だからね、身体のメンテナンスって、ほんとに遠い遠い存在でした。
自分ではどうしていいかわからないけれど、身体が悲鳴をあげているのもわかってたし、実際しんどいし苦しいし…
それで、そろそろ何か自分に合う身体のメンテナンスを持ちたいなぁという気持ちもあったから、無理だったら無理でやめたらいいからとりあえずやってみようと思い至ったのでした。
そうこうして過ごしてきた2019年も終わりに近づいた頃
リラックスを教えてもらったヨガのworkshopの中で、脱力して穏やかな呼吸をしてゆっくり過ごしていたときに、リラックスするってこういうことなんだなぁって、私はやっと体感をもって理解できたように思います。
そして、そういえば、これまでにも同じような感覚を味わったことがあったなぁと思い出しました。
それは、無痛整体を初めて受けたときの感覚。
私は、背中をさわられること、指圧とかがすごく苦手でずっと避けてきたので、その整体でも指圧されると嫌だなぁと思っていました。
でも、そこは指圧は全くなくて、優しくさすったり揺らしたりする整体やさんでした。
どきどきしながら受けた初めての施術。
そのときの私は、心も身体もしんどくて、かなり弱りきってた状態でした。
静かで優しい施術が終わった帰り道、背中がずーんと重くなって身体がだるくてすごく眠たくなったのを覚えています。
今すぐここにお布団をひいて寝たい、と思いました。
とってもだるいんだけど、いやじゃない。不思議な感覚でした。
その整体では、その後も時々そんな感覚になります。
そして、そんな誰かにやってもらう整体でも自分でリラックスしようとしたときでもなく、その感覚になったこともありました。
ヨガで、自分の内側のあれこれを見つめて掘り出していたとき、あまりにもいろいろなものがわき出てくるので、一人ではどうにもできなくなって、インストラクターのゆりさんにお手紙やメールで聞いてもらったことがありました。
直接話すには、はまだまだ言葉にできないようなことを、まずはじっくり文章にして吐き出させてもらいました。
そして、自分の中に漂っているものをもがきながらあえぎながら言葉にしてみて、それを受け取ってもらえて、それでも大丈夫なんだと感じさせてもらえて、
その一連のやりとりが終わったあと、私の背中のスイッチが上から順番にOFFになっていくように、ずーんと重くなっていきました。
それからね、実はこのブログで私のことをドロドロと吐き出したときにも、時々、そんな感覚だったなぁと思い出しました。そういえば。
あら不思議。
身体のメンテナンスを!!!
と思ってやってみて、
リラックスするってこういう感じなのかーってわかったら
身体からのアプローチだけじゃなくて
こころからのアプローチでもリラックスってできるのですね。
ほんとに、こころとからだは、つながってるんだなぁって納得しました。
それから、リラックスする感覚を知れたことは私にとってすごい出来事だったのだけど、
身体のメンテナンスを意識するなかで、他にも学びがありました。
私は今、無痛整体と足ツボに定期的に通ってお世話になっていて
その、どちらでも
「今日は肩甲骨がしんどそうよ」とか
「今日は右側が疲れてるね」とか
「今日はかわいそうなくらい固いよ」とか
私が思い当たることも、そうでないことも、その日の状態を観察して伝えてくれます。
そうすると、私ひとりでは気づけなかったことや、わからなかったことが、「確かに!」「そういうことか!」「ほんとだ!」といろいろ腑に落ちてすっきりさせてもらえます。
整体では、約1時間。足ツボでは、約2時間。
こんなに時間をかけて、私の身体の状態や最近の変化についてなど、誰かに観てもらいながら私について知っていく時間は、私にとって初めて経験でした。
そうやって、施術中にあれこれ話しながら、もちろんしっかり“手当て”もしてもらいます。
その“手当て”というのも、やっぱりすごいことなんだなぁと体感させてもらっています。
これは、整体や足ツボをしてもらっているときだけではなくて
ヨガでアシストしてもらっているときも
マスターコースとかで自分と向き合っているときに、そっと触れてもらっているときも
そういえばヨガでも心屋でもやっている、ハグをしているときも
私を支えてくれる導いてくれる“手当て”のすごい力を感じています。
身体のメンテナンス
よくわからないまま始めてみたけれど、
今の私を知っていく大事なプロセスだと知ることができました。
こころのメンテナンスと共に
身体のメンテナンスで、今の私を観察して気づくこと
そして、今の私を満たしていくことを
これからも続けていきます。