声優朗読劇フォアレーゼン~疑惑~  | ゆるりとしましょ

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 出演:  佐藤 拓也 廣瀬 大介 野津山 幸宏浦 和希
(ピアノ)森 めぐみ

会場:小田原三の丸ホール

 

企画は知っていたけど、行けるタイミングもないまま過ごしてきて、今回は行ける範囲の会場で
拓ちゃんが出演するというので初参加してきました。

 

会場ステージは4名分のイスとマイクスタンドとピアノ。
事前情報的に生演奏があるって知ってたくらいで、内容も特に分かんない状態でした。

 

 あらすじ 
ベートーヴェンの、謎の3通の手紙を読解した青年記者は、大音楽家がナポレオンの

スパイだったのではないかと疑う。しかし、その取材の中で「真実」を知ることに。

 

冒頭、青年記者役の廣瀬くんとと編集長役の浦くんの会話から物語が始まるんだけど、
浦くん、わりと年嵩な男を演じててちょっとびっくり。それでいて、違和感があんまりない。
テクノロイドの彼しか知らなかったから、こういう感じの声も出せるんだなぁって聞いておりました。

 

主にナレーションの多かった野津山くん 落ち着いたトーンの声で聴きよい感じ。
さっき調べたら、このキャストの中で一番年若かいと知ってこっちもびっくりしてるw

青年記者やってた廣瀬くんも今回初めて生でふれた方。素直に演じる感じの人っぽい?
舞台経験もそれなりにあるみたいだし、勘も悪くなさそうだし、最近の30代付近の子達って
ホント卒ないなぁ。

 

拓ちゃんはある意味、安定のポジション。演者としても一番キャリアがあって、役も年を重ねた
もと執事役。登場から老成しすぎてはないけど、きっちり年は重ねてる空気感でそこにいて
物語中真実を知る人物って感じの配役も有難い。

 

青年記者を部屋に招き入れ、お茶を振舞ったり煙草をすすめたりするんだけど、
堂に入った仕草で、タバコをくゆらす演技をここでも聴けて本当にありがとうございます。

 

普通にシリアスな物語かと思ったら、中盤からその雰囲気が変わっていき、コメディ要素の
色合いが濃くなっていくんだけど、拓ちゃんのキャラ、雰囲気は保ちつつも、

おかしな状況を語って聞かせるというね。この匙加減が出来るってやっぱいい。

 

本編は1時間くらいのコンパクトな感じで休憩を挟んでトークが40分程度。
本編では着ていた揃いの衣装から、イベントオリジナルTシャツを着てトークをしてくれました。
それぞれの役作りに対する話が聞けたり、廣瀬くんの水のボトルが倒れてわちゃわちゃしたり、
緩さと貴重トークの入り混じった感じで楽しい時間でありました。



色んなタイプのステージがあって良いと思うので、重すぎない朗読劇でこれはこれで
いいなぁ~と思ったり。機会があればまたいって観てもいいかもしれない。