本公演的には２年半ぶり？ そして、ある意味飛び道具的な演目ｗ「マジンガーＺ」を観てきました。
例によって、日替わりゲストにさとたくととっしーの名が出たら、そりゃまぁ、チケット確保に走るよなｗ
って感じです。
アニメ自体はリアタイより少し後の世代なので、そこまで詳しく知らないマジンガーＺ。
もろロボットものだけど、舞台化って一体どうするんだろ？？って思ってたけど、観劇してみて
ヘロＱらしさでいい所に着地した感じだったです。
「良かった・・・ガシャガシャ動くロボットとか出てこなくて」って内心ほっとしてみたり。
お話的に前日譚な感じで、如何にしてマジンガーＺが出来たかってのをメインにした群像劇って
イメージだったかと。
そして、「男の子の夢」がをいっぱい詰め込んだ印象。
なにより、まずはちぃちが一番楽しそうにしてた記憶が強いｗ
そんなお話の中で、日替わりゲストの立ち位置ってどんなだろ？
って思ったら、意外と大切なものを主人公たちに授ける役どころでびっくりｗ
「博士」として登場するんだけど、毎回、個性的なキャラで日替わりゲストが登場した模様。
かくいう、さとたくもとっしーもとても個性的なキャラでした。
さとたく、呼ばれて舞台に現れたら、どこかで見た覚えのある白い髭と頭の博士ビジュアルｗ
マルメガネもちゃんと装着済みだし。
そして、白衣の下は綺麗にシックスパックに割れた筋肉がお目見え。
え？半裸？マジで？って思わずガン見。実は精工に作られたマッスルスーツだったんだけど、
照明の加減もあってホンモノと見間違うほどでしたよｗ
（終演後のツイで背中のジッパーが映った画像があったので生身の裸体でなかったのは
確認済み）プロテインシェイカーをリズミカルに振りながら登場。
時折、セリフの途中でも頭と一緒にシャイカー振ってて、某夜あそびのアレを思い出すｗ
あとは、自身の乳首いじってたり、おなかの筋肉撫でてたり、もうわりと自由人炸裂。
慌てん坊過ぎるサンタさんに見えなくもないが、
結果、舞台上にいたミキ役の大村彩ちゃんが笑いをこらえるのに必死でちゃんと見れないと
理解して、わざと近寄るさとたく博士。あまつさえ、白衣を大きく広げて彼女に見せる所業ｗｗ
完全に楽しんでますｗ
何気に、ヤス役の大場くんがちょこちょこツッコミ入れてるのも楽しかったですわ。
そういえば、頭を柔軟にするためにって言う名目で５０までの数字を言っていき、５０を言った人が
負けっていう頭脳ゲームを劇中にしてたんだけど、発案者のさとたくが自分の匙加減で隣にいる
ちぃちに５０を言わせることができると理解した時の顔が何気に好きだったｗ
「あ、これはオイシイ展開だ」って閃いた顔してて、しっかりちぃちに５０を言わせるという。
ナイス機転（笑）アドリブ力というか瞬発力が何気に発揮されておりました。
とっしーの博士もそれはもう、個性的で。過去にヘロＱで演じたキャラで登場するという荒業ｗ
「面長おしりふき」さんってダレよｗｗヘアセットとメイクがビジュアル系なのもおかしいｗｗ
さとたくとは違うアドリブ力でもって、場を支配するとっしー。トイレットペーパー３つも持って
舞台上に上がる意味はｗｗ絶対３つは多かった気がするｗ
２人の共通点はセリフで大事なことを言ってたはずなのに、ちゃんと聞いてたはずなのに
全然、頭に入ってこなかったことかなｗ
ゲストがいるシーンも勿論、印象的ではあったんだけど、ヘロＱの女優陣は身体の動く人が
多くて、私的にワクワクでした。
美樹ちゃんのアクションも相変わらず凄かったけど、たかこさんのアクションも私好みで
内心、カッコいいなぁ～って見惚れておりました。
あと、２人の最後のやり取りとか・・・好きなシーンのひとつですよ。
日替わりゲスト以外にも、ヘロＱに客演してた田中さんや三原さんも良きところで目がいきました。
三原さん、クロジの公演の時、すっごく嫌な人の役だったから、現れた時ちょっと
疑ってしまったです。裏切ったりしないかな？って。今回はそんなことなく、いい人でしたよ。
色んな所で笑わしてくれて、不意打ちでグッとくるシーンも見せてくて、しっかりエンタメを貫いて
くれる貴重な劇団って感じのヘロＱがやっぱり好きだなぁと改めて思ったり。
休憩なしの２時間半、とても楽しい時間となりました。