♦本日は遅くなりましたが展示会の時に取らせて頂いた写真を基に2020年モデルのRALEIGH (ラレー)とARAYA(アラヤ)の2020年モデルの新モデルや定番モデルを軸にご紹介。アラヤのモデルが1台だけと少ないのはご了承ください。
♦先ずはラレーのハイエンドクロモリロードバイク『CRR』です。こちらは2019年モデルからの継続モデルとなります。
メインの構成は『クロモリフレーム +カーボンフォーク + アルテグラフルセット』の組み合わせです。
当店ホームページは➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=2015
ホームページの詳細画像などはまた追加しておきます。
♦フレームはレイノルズ631。クロモリモデルの量産モデルの上位クラスのフレームに多く採用されています。クロモリ独自のしなりと硬さ、軽量性を高次元で実現しています。
♦フォークはコロンバス社製のベンド形状のカーボンフォークが付属。もちろんこのクラスの車体に付属するフォークなのでコラムまでカーボン製です。
♦コンポーネントは全てシマノアルテグラ。
なお、この写真のモデルにはカーボンリムのホイールが付属していますがこれは展示会用のカスタムサンプル品となり実際の商品にはシマノのWH-RS500(アルテグラグレードのモデル)が付属致します。
♦サイズ展開は3種。カラーはブラックのみ。完成車重量は8.9kgとなります。
♦次が同じくラレーの『CRC』。シクロクロスからグラベルまで競技だけでなく普段使いやアドベンチャーライドまで幅広く対応できるように設計されています。このモデルも2019年モデルからの継続となります。
メインの構成は『クロモリフレーム + カーボンフォーク + シマノ105油圧仕様メイン』です。
クランクのみ46-36Tのシクロクロス用のロードバイクより歯数構成が小さいクランクが採用されています。フォークも専用のクラウン部のボリュームがあるディスク専用のフォークが付属。
ヘッドチューブも上下異径のテーパーヘッドです。
♦フレーム素材はレイノルズ631.
♦シマノ105のディスクキャリパー採用。ローター径は前後とも140㎜。アクスルは前後ともにスルーアクスルでディスクブレーキのスタンダードに即した造りです。
♦ケーブル類はフレーム中通しと外通しを組み合わせたルーティング。受けの部分にアジャスターも付属しているのシフトなどの微調整も容易。シートステーやリアエンド付近にはダボ穴も設けられておりキャリアなどを取り付けたりグラベル用途にも十分に対応可能。
♦独特のピーコックブルーの塗装。他のメーカーのクロモリモデルでは殆ど目にしないカラーリングでとても美しいです。
♦サイズ展開は3種、カラーは1色。重量11㎏台ですが33cのタイヤ履いてますしクロモリのモデルは重量よりもアルミやカーボンとは違う独特の乗り心地や他のパーツとのトータルバランスを重要視する方が大事かと個人的に思いますし、他の素材では出来ない細身のフレームが魅力ですので重量は大事な要素ではありますが単に重量を気にするならカーボンやアルミになってしまいますしね。シクロクロスやグラベルのクロモリモデルに重量云々を言い出すのは野暮ってもんですね。
スリックタイヤを履かせればロード的な運用も可能ですし。下ハンドルがフレア形状のドロップハンドルに換えてキャリアなどを取り付けてグラベル的に運用するもよし。カスタム次第でどうとでも化けるモデルですので何でも使える万能型のモデルをお探しの方におススメ。
460サイズと500サイズは既に当店に入荷しております。ただ、今現在倉庫保管中で組み立てれておりませんのでご希望の方はご連絡頂けますと組み立ててお見せできる最短日などをお伝えさせて頂きます。価格なども下記の当店ホームページからお気軽にご連絡下さいませ。
当店ホームページ➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=2011
♦こちらが2020年モデルからの新モデル『CR-DC』です。先ほど紹介したCRCがシクロクロスの意匠を多く残していたのに対しこちらはグラベル専用と言ったモデルです。
こちらは『クロモリフレーム + クロモリフォーク + シマノClarisメイン』の組み合わせ。定価もCRCの半額以下となっておりお求めやすいのもうれしいポイントです。
当店ホームページは➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=2016
♦フレームはCRCと似ていますが実はジオメトリーも素材も異なっておりきちんと差別化されています。またCRCには存在したケーブル中通し用の穴やシートチューブのアジャスター受けなどは無くなりケーブル類は全て外装式となっています。
♦フレーム素材は4130クロモリ。メーカー問わずクロモリモデルの普及グレードのモデルに採用されています。ダブルバテッドされており質実備えた定番クロモリチューブです。
♦フォークはクロモリのベンド形状のものが付属。フォークエンドや途中にダボ穴も設けられており多目的に活用可能。
♦ヘッドチューブもテーパーヘッドではなく上下とも1‐1/8。
♦コンポーネントはブレーキキャリパー以外はシマノClarisで統一されています。クランクにはデフォルトでアウターリングにクランクガードが付いているタイプが採用されておりユーザーフレンドリーなチョイス。
♦ブレーキはTEKTRO社製の機械式(ワイヤー引き)ディスクブレーキ。キャリパー取り付け規格はフラットマウント形式。アクスルは前後ともに従来のクイック式となります。ローター径は前後ともに160㎜となります。
♦タイヤは40Cのものが付属。最大40Cですのでかなタイヤ選択の幅はありますが25Cなど極端に細いものはリム幅が広くてNGですので一番細くとも28Cか32Cか…この辺りは要確認ですね。
♦リムはALEXRIMS社のものとシマノハブとのオリジナル。
♦展示会のサンプル車にはサイドスキンが飴色のタイヤが採用されていましたがこ知らも展示サンプル用のもので実際に販売される製品版はこの画像のタイヤのサイドスキンがブラウンのものが採用されます。
♦カラーはこれまで紹介したブラウンブラックと…
♦ラレーではおなじみのクラブグリーン。写真では黒っぽく見えますが屋外などで太陽の光を当てると銀粉交じりの深緑色と言った感じでとても綺麗です。
♦2020年の新モデル『CR-DC』でした。サイズは3種。カラーは2種となります。
油圧式グラベルモデルはどれも20万円台や19万円台後半あたりが相場ですのでそこまでのモデルが必要なく用途も通勤や通学、普段使いの足として運用されたい方であればCR-DCはうってつけです。もちろんゆくゆくは油圧コンポに換装も可能です。
お求めやすい価格でグラベルモデル、更にクロモリで…となると今後必ず紹介させて頂くモデルとなるかと存じます。在庫ですがまだ国内未入荷でデリバリー開始時期は12月の予定となっておりますのでご予約ご希望の方はお問い合わせくださいますとご予約のご案内させて頂きます。
♦次もラレーの2020年モデルの『RFF』。ひとつ前にご紹介したCR-DCとフラットバー仕様と言えるモデルですがパーツ類や細部は異なります。
構成は『クロモリフレーム + ハイテン鋼フォーク + シマノALTUSなどシマノ系パーツ一式』となります。
フラットバー仕様となってドロップハンドルモデルよりも低速時の扱いやすさが向上しより万人向けのフラットバーグラベルと呼んでいいモデルです。
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♦フレームは4130クロモリでフォークはハイテン鋼製となっています。フォークはCR-DCがクラウン部が横に張り出してラグ風の衣装となっていましたがRFFでなで肩のつるりんとしたクラウン形状のものに変更されています。
♦コンポーネントはシマノALTUS(リア9段)をメインとしてシマノパーツで固められています。クランクはBBがテーパースクエア形状の3枚のものが採用されています。こちらもクランクガードが付属しています。
♦CR-DCをフラットバーにした廉価版と思うなかれ。何とブレーキはシマノの油圧式ディスクキャリパーが採用されており単純なブレーキング性能だけを見ればRFFの方がむしろ優れてるとすら言えます。
ただ、ディスクキャリパーのマウント形式は前後ともにフラットマウントではなくインターナショナルスタンダード形式となっています。
♦前後ともにアクスルはスルーアクスルではなく従来通りのクイックリリースタイプ。剛性云々はスルーアクスルの方が上ですが単純な取り外しの速さですと依然としてクイックタイプの方が早いですしコンペティションモデルならともかくRFFのコンセプト的にはクイックの方がユーザーフレンドリーと言えるかもしれません。そもそもグラベルモデルやシクロクロスベースのものは車体やフォーク自体も剛性ありますしね。
♦シマノのシフトとブレーキ一体型のシフター。もちろん油圧式なのでマスターシリンダーが仕込まれています。
♦カラーは先ほどまでの画像のミスルトーカーキとこの画像のディープグレーカラーの2色展開です。
♦タイヤは700X40Cのものが付属。例によってRFFもタイヤは実際の商品ではこちらのタイヤサイドがブラウンのものが付属します。このブログの画像の多くのモデルは展示会の時のサンプル車ですのでまた実際に商品が入荷したら写真など随時入れ替える予定です。ご了承ください。
♦個人的には結構人気が出そうだなと思うのがこのRFFです。サイズが2サイズのみで適正身長が165㎝あたりからなのでもう一つ150㎝後半から160㎝半ばくらいまでのサイズがあれば完璧と言えるコスパと構成と言えるかと。ディスクブレーキに油圧式を採用し扱いやすいフラットハンドルに加えこの価格ですので通勤や通学、チョイ乗りモデルとしてオススメです。
自分ですとこういうモデルに乗ってスピードに拘らずノンビリ流すようなスピードで河川敷辺りを走り、普段行ったことのない商店街などのたこ焼き屋や鯛焼き屋などで買い食いして一服した後にまたノンビリ帰る…みたいな使い方してみたいですね。
フラットハンドルで油圧式という構成のモデルは各メーカークロスバイクやグラベルモデルとして2020年モデルはラインナップしてきているのでこれらが従来のVブレーキやキャリパーブレーキのシェアをどれくらい奪うのかは興味深いところです。
その中でクロモリフレーム製でクラシカルな雰囲気を持つモデルとなるとそう多くはないと存じますのでクラシックな見た目にもこだわりたい方にオススメのモデルです。RFFもデリバリー時期は12月の予定で今現在ご予約受付中です、販売価格やご予約方法などはお気軽にお問い合わせください。
♦ラレー最後が昨年モデルの途中でマイナーチェンジした『RFL-S』となります。こちらはド定番のアルミ製クロスバイクです。
構成は『アルミフレーム + アルミフォーク + シマノALTUS(リア8段)フルセット』となります。
当店ホームページは➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=2019
♦このRFL-Sはカラーが豊富で先ほどの画像のホワイトとこのダークシルバー。
♦アクアマリンブルー。
♦ミスルトーカーキ。
♦クラブグリーン。
♦ノッティンガムレッドの全6色となります。
(※この画像のレッドはカスタム例としてフェンダーとダブルレッグのセンタースタンドを取り付けておりますが製品版には付属はしませんのでご注意くださいませ。)
♦RFL-Sのタイヤには対パンク性に優れるシュワルベ社のマラソン700x28Cを採用しています。デフォルトでこのクラスのタイヤが付属するのはありがたいですね。
♦RFL-Sをはじめラレーの多くのモデルはハンドルやステムなどにシルバーのパーツを採用しています。他のメーカーですとブラックのパーツが多いのですがシルバーのパーツを採用することで(特にクロモリモデルなどは)グッとクラシックな雰囲気が出ます。
♦RFL-Sのご紹介でした。全6色、サイズ展開は4サイズで最小サイズの400ですと適正身長140㎝~となりますので小さいサイズをお求めの方にも対応は万全です。先ほどのレッドのようなカスタムも可能です。
このモデルはクロスバイクをお探しの方で現代的なビジュアルやカラーリングよりもクラシックな雰囲気や王道的なモデルではない個性的なモデルをお探しの方におススメです。
ビジュアルだけでなくコンポーネントはVブレーキ含めシマノALTUSで統一、タイヤはデフォルトで対パンク性に優れるシュワルベマラソン付属とコストパフォーマンスも抜群のモデルです。
こちらは2019年モデルから継続モデルとなりますので今現在店頭にはございませんが代理店には在庫在りますので取り寄せ可能です。今現在の納期ですと1週間以内で行けるかと。お気軽にお問い合わせください。
♦最後が唯一のアラヤのモデルのご紹介となるのですが2020年モデルの新型『CXM』です。
ドロップハンドルのミニベログラベルモデルと言った趣のモデルです。同社にはMFMというリジッドフォークのマウンテンバイクをそのままミニベロにしたようなフラットハンドルのモデルもあるのですがこちらはグラベルモデルとコンセプトがきっちり棲み分けされてます。
当店ホームページは➡https://ekanzaki.com/products/detail.php?product_id=2001
♦構成は『クロモリフレーム + クロモリフォーク + シマノClarisがメインのミックスコンポ』です。機械式のディスクブレーキを採用しています。
♦フレーム素材は4130クロモリ。シートチューブに日の丸と共に大きくペイントされています。
♦フォークもクロモリ製です。MFMのフォークとは異なっておりCXMのフォークはクラウン部にラグ風のデザインが施されたものとなっています。タイヤは20x1.6です。
♦ブレーキはTRP社の機械式(ワイヤー引き)ディスクキャリパー。マウント形式はインターナショナル。ローター径は前後とも160㎜。アクスルはクイックです。
このTRPのディスクキャリパーは機械式ですが左右のピストンが油圧のモデルと同じように均等に動くのでブレーキパッドの片減りや制動力の変動が少ないかと。機械式のディスクキャリパーの多くは片方のピストンのみ稼働するものが多くパッドが片減りしたりパッドが削れると制動力が微妙に変化したりしてその度に小まめに調整…というのを個人的に現在進行形で体験中ですのでこういったパーツチョイスはありがたい限り。
♦STIレバー、フロント・リア両ディレイラーはシマノClaris。クランクはSUGINOのBBテーパースクエアタイプ。
♦フロントディレイラーはシートチューブではなくサブシートチューブと呼ばれるBB付近から枝分かれするように伸びたパイプチューブに取り付けられています。これはフロントディレイラーの角度をチェーンやクランクに対して最適な角度で取り付ける事を目的にしているものです。MFMにもありましたがあちらはクランクのチェーンリングが1枚のシングルです。
♦シートステー、リアエンド、フォーク先端にはダボ穴が設けられておりますのでキャリアにフェンダーなどオプション類を別途取り付け可能。拡張性も十分。
♦以上CXMでした。グラベルはグラベルでもホイール径700Cではなくミニベロタイプのものをお探しの方にオススメです。ミニベロタイプのグラベルモデル自体2020年モデルでは多くないと思いますしグラベル用途でなくとも街乗りモデルとしても十分に活用可能です。
ゆくゆくはシマノのグラベルコンポGRXなどに組み換えて油圧ディスクブレーキのリア11速のガチンコグラベルモデルにカスタムするのも良いかもしれませんし逆にフロントシングルなどにしてみるのも良いかもしれません。
画像に撮り忘れてしましましたがハンドルは下ハンドルが広がったフレア形状のハンドルが付属しセンタースタンド取り付け台座も設けられていますので別途センタースタンドを取り付ける事も可能です。
CXMもデリバリー予定は12月を予定しております。ご予約受付中です。販売価格やご予約方法などはお気軽にお問い合わせくださいませ。
♦とりあえず今回は以上です。
今回は紹介できませんでしたがRALEIGHですと『CRF』『RF7』『RSC』などの人気車種も2020年モデルは健在ですしARAYAですと『MFB』『MFM』『CXG』などももちろん継続となります。これらの紹介などはまた入荷したときや個別に行いたいと思いますのでお楽しみに。
なお、冒頭とここのカタログですが今現在、代理店のアラヤ工業様よりお送り頂いておりますのでご来店可能な方はお渡し可能です。車体についてのご質問等も店頭、メールでお答えできますのでご来店お待ちしております。
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