♦今日はGIOSとBASSOの2018年モデルの展示会ということで行ってまいりました。
全車種紹介したいのですが時間もないので個人的に気になったりオススメのモデル中心に。
♦まずはクロモリ製のフレームのグラベルロードの『ナチュール』です。
グラベルロードというのはざっくりいうと少々のオフロードも全然走れちゃうロードバイク。
正統派なロードと比べ頑丈でディスクブレーキ採用モデルが多くカスタムの幅も広い。
タイヤを細くしてスピード重視で使うもよし。逆に太くして安定重視で使うもよし。
頑丈なんでキャリアを装着して鞄などを取り付けツーリングマシンにするもよし。
いろいろ出来ちゃうのがこのタイプのモデルのいいところです。
♦フォークは剛性感あふれるカーボンフォークを採用。
♦ディスクマウントはポストマウントタイプ。
台座の部分までカーボンでフィレット形状になってます。
ローター径は160㎜。機械式キャリパーです。
♦コンポーネントはシマノティアグラメインで十分な性能。
単純にディスクかっこいいな…という人からいろいろカスタムしてみたい人までオススメ。
♦次は自分が個人的に一番好きなGIOSのカーボンモデルのトルナード。
このモデルはいつまでもラインアップに在り続けてほしいモデルです。
♦このトルナードの面白いところはレーサー・エアロ・エンデュランスの要素を持つところ。
フォークなんかはかなり空力を意識したブレード形状です。
♦と思ったらトップチューブからバックステーにかけてはエンデューロ系にみられる形状。
♦でもバックステーなんかは横に扁平ではなく角張ったレーサータイプに見られるデザイン。
…と3つの要素がいい感じに同居するモデルです。
フレーム売りもしてますし、105、アルテ、アルテ+ホイール豪華バージョンなど豊富な展開。
一応、エンデュランス寄りの立ち位置ですがオールラウンダーとして活躍できるモデルです。
個人的にカーボンモデルで最初のロードをお探しの方にはお勧めしたいモデルの一つです。
♦次がエアロロードの『エアロライトディスク』です。
エアロライト自体は前からあるのですが2018年モデルからはディスクモデルが登場。
♦当然のようにディスクロードのスタンダードのフラットマウントとスルーアクスル。
♦アルテグラが装着されてますが販売はフレームセットのみのようです。
エアロ形状にコントロール性と制動力に優れたディスクブレーキの組み合わせ。
これはかなり走りそうです。これからのロードのスタンダードみたいなモデルですね。
♦新モデルとして27.5インチのマウンテンバイクも。
『ダガー9』は油圧ディスクブレーキを採用したモデルです。
♦サスペンションはロックショックス社のものを採用。
山だけでなく街乗りや通勤、通学にももってこいとのことでした。
29インチはデカすぎると個人的には思うので日本人には27.5がいいのではと思います。
ちなみに自分は26インチが好きです。
♦『ダガー8』はダガー9の廉価版となります。
ディスクも機械式になりサスペンションもサンツアー社製のものに変更。
でもフレームは同じですし用途も同じと考えていいです。
マウンテンバイク入門としてはうって付けのモデルです。
♦新モデルと言えば『ルナ』というフラットバーロードもラインナップに加わります。
♦特徴的なのはシートチューブの上部ではなくやや下から接合されたコンパクトな後三角。
この手のデザインはロードバイクのレーサーモデルにみられる特徴です。
♦軽量なアルミフレームにカーボンフォーク採用とかなりキビキビ走りそうな印象です。
♦色使いもあまりこれまでのジオスのラインナップで見なかったようなカラーリングです。
フラットバーロードの名の通り、ドロップハンドル化してロードバイクとしても運用可能。
とりあえずクロスバイクから始めてハマッたらロード化してみるのもいいかな…な方に。
♦最後はまあ触れないわけにはいかない『セッタンタ』。モデル名の意味は『70』。
ジオス70年記念のモデルです。フレーム売りとなります。
展示の仕様で販売するとなると・・・まあお察しな高価格になるとは思います。
♦ヘッドチューブ寄りのダウンチューブに70thのロゴ。
構成チューブはコロンバス社のジオス専用クロモリチューブを採用。
♦途中からシルバーメッキ塗装に変わるバックステーとチェーンステー。
リムもブレーキ面以外は濃いめのブルーにアルマイト。
♦当然ステムはクイルタイプでヘッド規格は1インチ。
♦トップチューブの車体名ロゴの隣にイタリア国旗。
リアブレーキのケーブルはトップチューブ中通しと非常に凝った作りです。
まあフレームだけ税抜き定価¥298,000もする代物ですので性能は押して測るべし。
好きな人には堪らないモデルだと思います。
というわけで簡単ですがGIOSのネタメインの展示会報告でした。
他のモデルは時間があるときに紹介出来たらいいですね。
【やっとこBASSOネタ】
♦さて、BASSOのバイパーでチョイチョイ聞かれるのがこのフォークについて。
バイパーには105バージョンとSORAバージョンがあるのですが…
昨年モデルは105がフォークも車体と同じカラーに塗装され…
SORAモデルはカーボン柄でした…
が、2018年モデルからSORAモデルもご覧のスカイブルーのようにフレームと同色となります。
チョイチョイ聞かれるというのは『105モデルの赤、白の場合カーボン柄のフォークがいい』
ということだったんですが残念ながらフォークも同色というのがトレンドとのことです。
しかし、105とSORAモデル共通にある一つのカラーはフォークがカーボン柄のままです。
それは『ブラック』。
営業の方曰く『車体も黒いしカーボンも黒いのでまあ塗らんでも…』とのことでした。
個人的にはクロモリフレームにカーボンフォークの組み合わせですと…
カーボンだよ…とアピールしているようなカーボン柄の方が好きですかね。
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