これがアビガン（ファビピラビル）のチカラ！ ฅ(⊙Д⊙")

↑ 写真はインドネシアのキミア・ファーマ（KAEF）によって製造されたファビピラビル

コロナパンデミックが始まってから今現在、約１年間が経過したわけだが、ファビピラビル（アビガンのジェネリック医薬品）をコロナ治療に使っている国が、一体どれほどの成果を上げているのだろうか？　グラフを見ながらこの１年、新型コロナによる死亡者数がどのように推移しているのかを確認してみる。　

今回確認するのは、自国でアビガンのジェネリックを製造している国を主に見てみることにする。　

日本がアビガンを無償供与した国や他国からジェネリックを輸入している国はここでは省略する。

グラフに関しては日本経済新聞の「新型コロナウイルス感染　世界マップ」を採用しているが、日本のように感染者や死亡者の数値を水増し捏造していたり、また逆に情報を隠蔽して少なく抑えている国がある可能性もあったりするので、あまりアテにならないかもしれない。　例えば中国とか？（知らんけどｗ）　グラフの信ぴょう性には多少疑義があるが、そこは予め伝えておく。

新型コロナウイルス感染世界マップ：日本経済新聞

中国

それではまず、世界で１番早くアビガンを承認をした国、それが中国だ！　２０２０年２月　大手製薬会社である浙江海正薬業がアビガンのジェネリック医薬品である「ファビラビル」をいち早く製造し、コロナ治療のため使用を開始した。普通に薬局でも販売されているとのことだが、中国に関しては詳細な情報があまり入ってこない。　　そしてグラフ、結果は？？

　当初、あれほど大パニックになっていたコロナパンデミックが一瞬で終息･･･　

　これはホントなのか！？と疑いたくもなるが、事実、騒がれている様子はまったく見受けられない。

ロシア

次はロシアだ。　２０２０年５月２９日ロシア直接投資基金（RDIF）およびChemRarグループは、ファビピラビルをベースとする医薬品「アビファビル」がロシア連邦保健省から暫定承認を受けたと発表。

さらに、９月にロシア保健省は、ロシアの抗COVID薬である『コロナビル』と『アレプリビル』の外来使用を承認した。　ロシアは現在、『アビファビル』、『コロナビル』、『アレプリビル』の３つのファビピラビルブランドが存在する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　アレプリビル　1箱の40錠　12,320ルーブル（約$ 162）

　アビファビルは臨床治験で安全性と有効性については確かな結果がでている。情報によると供給に

　やや問題があるようだ。　ロシアは２０２０年１１月末、生産を拡大するために２４時間フル稼働で

　生産に臨むと発表している。　そして、感染者がとんでもない数だ！これが供給が追いついていない

　要因だともいえる。　一見、結果は思わしくないようにみえるが、感染者数に比べ死亡者数はかなり

　少ないようにも思える。　これはファビピラビルが確実に成果をあげていると判断してもよいだろう。

エジプト

エジプトもロシアに続いて早めに自国生産にとりかかった国の１つだ。

エジプト、ラメダの『アンビジラム』　２０２０年６月２３日　生産開始を発表。　　そしてほぼ同時期に

エヴァファーマ（Eva Pharma）の『アビピラビル』２０２０年６月２５日　生産開始を発表している。

　ファビピラビルの登場により一旦死亡者数は激減している、その後、第二波だろうか？

　再び増加しているが再度減少に転じている。

バングラデシュ

生産開始時期など詳細は不明だが、ロシアやエジプトとほぼ同時期だと思われる。　

バングラデシュ、ビーコンファーマシューティカルズの『ファビピラ』。

　エジプトと似たグラフの形状だ。　やはりファビピラビルが効いているのだろうか？　

　グラフを見るときはグラフ横（左）の数値に注意していただきたい。　バングラデシュの感染者数は

　決して少ないわけではない、にも関わらず死亡者はかなり少なめだ。

タイ

タイはファビピラビルを自国生産しているわけではないが、早い段階から日本のアビガンをコロナ治療に使っている。　２０２０年４月末時点でのタイ保健省の発表によると、「抗インフルエンザ薬アビガンも輸入元の日本と中国の協力で十分な在庫を確保している。　新型コロナの回復率は８７％である。」と述べている。　現在、タイの感染者数は決して少ないわけではないが、それでも死亡者はほとんど出ていない。　これはアビガンの成果であると判断してもよいであろう。

インドネシア

２０２０年１０月５日

インドネシアの医薬品大手キミア・ファーマがファビピラビルを製造したと発表した。

　１１月頃から死亡者数が減ってきているように見えるのだが？　まだファビピラビルを使い始めた

　ばかりだと思われるので、現時点においての成果はなんとも言えない。

　現在、インドネシアのオンラインマーケット「トコペディア」では元祖アビガンも販売されている。

ヨルダン

２０２０年１１月２１日、ヨルダン保健省がサナファーマのサンコビル（ファビピラビル）を正式に承認。

サンコビルはすでにインド、トルコ、アラブ首長国連邦、サウジアラビアで広く使用されている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サナファーマ　サンコビル（ファビピラビル）

　これは明らかに死亡者が減少しているように見えるが･･･　サンコビルのチカラなのだろうか？？

インド

そして、驚くべきはインドだ！　インドは凄い、ジェネリック医薬品の種類が軽く１０を超えており、コロナによる死亡者数も明らかに減少している。　完全にコロナパンデミックは終息の方向へと向かっており完全に勝利したかのように思える。　コロナパンデミックが終息すると困ると感じているテロリストであるＷＨＯのテドロスちゃんも、さすがにややドン引き気味である（笑）

私が確認できる限りではあるが、アビガンのジェネリック（ファビピラビル）を生産している製薬会社名と

ブランド名、価格を列挙しておく。　（価格については現在変動している可能性があり）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　Lupin Limited（ルパン）　『コビハルトCovihalt®』

グレンマーク　『ファビフル』　１錠１０６円　４００ｍｇあり
ブリントン　『ファビトン』　１錠　８３円　４００ｍｇあり
ジェンバーク　『ファビベント』　１錠　５５円
シプラ　『シプレンザ』　１錠　９６円
ヘテロ　『ファビビル』１錠８２円　８００ｍｇあり
サンファーマ　『フルガード』　１錠４９円
ＢＤＲファーマ　『ＢＤファビ』　１錠８８円４００ｍｇと８００ｍｇあり
コンバージバイオテック　『ヴァジフル』　価格不明　４００ｍｇあり
ＭＳＮラボラトリーズ　『ファビロウ』　１錠４７円４００ｍｇと８００ｍｇあり
フュージョンヘルスケア　『ＸＡＲＡＶＩＲ』　価格不明
ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ　『AVIGAN®/ REEQONUS™』　１錠１４０円
ＦＤＣLimited　『ＰｉＦＬＵ』　『ＦＡＶＥＮＺＡ』　価格不明いずれも８００ｍｇあり
インドコレメディーズ　『ＦＥＶＩＮＤＯ４００』　価格不明４００ｍｇ
アルケムラボラトリーズ　『アルフルエンザ』　価格不明　４００ｍｇあり
オプティマスファーマ　『ファビコビット』　価格不明　
ルパンリミテッド（ルパン）　『コビハルト』　１錠７０円