さて、【忘れんぼ女将の備忘録】、第二章<インプラント編>です笑い泣き。これから長い治療になるので、自分の備忘録に&インプラント治療を考えている人に、今後の検討の一助になればと思って記録しておきます。

 

 

1年前の去年3月に受けた定期健診で虫歯を指摘され、それが今回インプラントにすることにした「左下奥歯6番」の歯。実はこの歯、10年ほど前に「歯根分割抜去」して、手前の5番の歯とブリッジにしていた歯なんです。

 

↑このように分割して、手前側の悪くなった部分を歯根ごと抜去

 

↑右が6番。手前にある5番と銀歯で繋げてある(ブリッジ)

 

 

すでにほぼ歯根しか残っていない歯(6番)の上部半分が虫歯で、当時のかかりつけ医からは「抜歯一択、うちでは抜けないから大学病院で抜いてきてください。そのあとは一番奥の7番と5番でブリッジにします」との診断が。

 

一時は抜歯の方向で考えていたのですが、なんとか歯を残せないかとあちこち(ネット・知人友人・お客様)に情報を求めたら、「抜歯といわれた歯を残すことができた」という方から歯医者さんを教えてもらえました。藁にもすがる思いで去年5月に秋葉原にあるその歯科医を訪ねると、50歳前後の穏やかな優しい先生から「残せると思うがやってダメなこともある、それでよければ」という言葉をもらえました。

 

それからは月1-2回、秋葉原まで通って、先生と一緒に歯を残すための治療を続けたのですが、今年1月に「ここまでやっても痛みがとれないのであれば、抜歯しかない」と。

 

実は「ダメなこともある」という言葉をもらってから、ダメだった時にどうしようかと次善策を練ってきていました。抜歯後の治療は「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3択。どれにも利点・欠点があり、それぞれの経験者から話を聞いたりネットで調べて、最終的に「インプラント」を選択しておいたのです。

 

秋葉原の歯医者さんでもインプラントにできたのですが、治療期間が長くなる(半年から1年、その後も定期的なメンテナンスが必要な)ためにどうしても近所でインプラント治療をしたかった。まぁ、病院の選択肢が豊富というのは東京ならではのメリットですね。

 

そんなわけで、馴染みの酒屋の奥様に「10年前からインプラント治療で通っている」という歯医者さんをご紹介いただき、先月(4月)に初診。素敵な声ではきはきとした話し方をされる50歳代で、歯科大学からインプラント歴30年とのこと✨。地元で長くやっている飲み屋と歯科医に間違いはないはず!と、高円寺にあるこちらで5月からインプラント治療を始める算段となりました。

 

<次回に続く>