小学生にもわかる簡単な数学の教材を探しています。
環優舎では高学年になると中学の数学が終わってしまう子もいます。
中学校の数学は、小学生でも理解できる教材を渡して丸付けだけをしてあげています。
中学数学の基礎的な問題集は、多分、落ちこぼれかけている中学生を想定して
かなり親切なわかりやすい内容で、余白たっぷりの Kids Friendlyな作りになっているので
小学生でもやりやすいです。
しかし、高校数学の教材は文字がいっぱいで圧倒される。
パラパラって見ただけで、敬遠したくなる感じ。
今日本屋さんでたまたま手に取った本が驚くほどわかりやすかったので早速お買い上げ。
去年の7月に初版で、8月末には3刷になっています。
問題集ではないので、この本を読むだけで完結というわけにはなりませんが
高校数学に興味を持つきっかけにはなると思います。
著者は2002年生まれとのことなので、執筆したときにはまだ大学生だと思われます。
Z世代に教科書を作らせると、説明もカラフルな図を使ってわかりやすくて
いままでの参考書とはぜんぜん違うんだなぁと感心しました。
勉強方法もどんどん進化して、効率化すると思います。
この本を読んで勉強しなさい! といよりはカラーで綺麗な本なので
気が向いたときに読んで、書き込みしてもいいよ~と言ってあげると
いいんじゃないかなと思います。