4月になりました。

 

環優舎でも新一年生が入ってきました。四月の最初の二週間は小学校で知っていると役に立つ知識があるかを一つ一つ確認をして、知らない場合はゆっくり(左差しココ重要あせる)学んでいます。大人が子供も当然知っているだろうと思っていることも、聞いてみること案外、知らなかったりします。

 

下記に確認することは、小学校1年生の学習範囲よりも広いですが、まだ本格的の授業が始まっていないときにやっておくと後々役に立ちます。役に立っていることに気がつかないほど些細なことなのですが、こうしたことが抜けていることがきっかけでつまづいてしまうことが多いのです。先取りというほどのこともないちょっしたことなのですが、後々学校の授業をスムーズに受けられます。

一気にやらず、一日一つずつ聞いてみて出来るようになるまでのんびり数日かけてやるとよいです。親も子供が出来ないときに焦って詰め込まない練習をこの機会にしておくとよいです。電球

 

ひとつ、ふたつ、みっつ...を、とお(十)まで数えられるかの確認をしています。よっつから先は怪しい子は結構いますよ。ひとつ、ふたつ、みっつ..と数えられないと、漢字の学習を始めたときにむっつややっつが書けなかったりして困ります。

 

まず子供に数えさせてみて、言えなかったら一緒に十まで数えてあげます。一緒に三回まで数え上げたらおしまいです。翌日もう一度やってみましょう。毎日一度、スラスラと三回いえるようになるまで続けます。一日に何度も試したり、覚えるまで何度も言わせるのは子供が嫌がるので辞めましょう。

  • 120までの数唱: 100までは数えられても120までは数えられない子もいます。
  • 120から降順での数唱: 120からが無理なら30からの降順の数唱を目標にします。上手に降順の数唱が出来ないと引き算をするときに困ります。いつも何かしら引き算を間違える子がいて、解ける問題もあるのに不思議に思っていたら降順のときはいつも14をとばすクセのがあることに気が付き驚いたことがあります。原因がわかるまでとても時間がかかりましたので今は必ず確認しています。
  • 30個程度のおはじきなどの数数え。数唱は出来ても物と数を一致させられない子がいます。出来ない子は指さしと数唱のタイミングが合うよう練習します。
  • 12, 21, 102 , 120, 112, 201, 212 などを読めるか確認してみます。読めないときは数の仕組みから丁寧に教えます。
  • 最後に数字をきれいに書けるか確認します。小学校でも教えてくれますが、初期に書き方プリントの宿題が出される場合が多く、書き直しをさせられると出だしから残念な気持ちになってしまいます。1と7, 2と3、0と6は間違えやすいです。5を一筆書きしていたら直します。
  • 一人、一匹、一本、一枚、一羽...などの数詞は折に触れて教えます。文章題に必要です。

お祝いご入学、おめでとうございます。

キラキラ楽しい小学校生活となりますように。

 

自宅楽習: Homedu.style