image夏休みも折り返し地点。

 

 子供たちの遊びも絶好調。昼食が終わると、部屋中を大改造してごっこ遊びが始まります。大人には派手に散らかっている部屋にしか見えないのだけれど、子供たちには廊下も壁も広間も台所も、公園もスーパーもある整然とした空間です。遊びの中で朝が来て、夜が来て、過去に行き、未来に行き。お姉さんになったり、先生になったり、片づけの時間まで別の時空にいる子供たち。

 

image ごっこ遊びはチームワークが大事なオペラのような総合芸術。1学期にはできません。どんなおもちゃがあるかをすべて把握していないと"場"を作れません。お友達のことをよく知って、どこまでが本人で、どこからが役作りなのかわからないと、"役"に没頭できません。監督がいなくても阿吽の呼吸でストーリーが展開していき、 大人が介在しなくても様々な不足を補いながら延々と遊び続けられます。

 

 女子はままごと風、男子はアーチェリー屋さんをやっているのですが、女子がアーチェリー屋さんに行くと男子は自分たちが熱中していて「まだ、閉まっています」。男子が退屈して女子に声をかけると女子は準備が出来ていないので堂々巡り。笑い泣き

 

「うちの子がいつも迷惑ばかりおかけして申し訳ございません。」とお母さん役の子が丁寧な言い回しでお詫びをしていた。

"お宅のお子さん、一体何をなさったの?"...と聞きたいのをグッと我慢。