政府の緊急事態宣言の延長を待たずに、再開を延期している学校が沢山あります。ついに無期休校
まで出て来ました。再開の目途が立たないというのです。
有名小の無期休校を受けて、環優舎ではホームスクールを強くおススメしています。
この1カ月間小学生の子供たちの通う学校のいろいろなオンライン・クラスや宿題を見せてもらったけれど、教科書や補助教材は授業を受けながらがら使うものなので1人で勉強するようには出来ておらず、いろいろと無理があります。前年度までは子供たちは一日中学校で授業を受け、帰ってきたら自分1人で宿題を終わらせていました。質問があれば翌日先生に聞く。学校のことは先生と生徒で完結していました。
しかし、今やその仕組みは完全に破綻しています。3月の頃は早い春休みだと思っていました。4月の頃は連休明けには再開すると願っていました。でも今はしばらく再開の見込みがないと考えるのが現実的です。この期に及んでまだ学校の幻にすがるのは間違っています。いままで丁寧に練り上げられてきた授業計画を簡単にオンラインに移行出来るはずがありません。45分 x 6コマ のような授業をオンラインで毎日受けるのはオンラインの効率的な学習方法ではありません。カリキュラムを抜本的に変えねばならないでしょう。今は緊急事態なのです。学校の無策を非難している場合ではなく、親自身が学校に代わる教育手段を考えねばなりません。学校が再開すると思って宿題をやらせてきましたが、出来る子には時間の無駄だし出来ない子には有害ですらあります。5月になって宿題の質が急にあがるとは思えません。「私もちょっと子供に勉強を教えてみたいな~」、「子供と楽しく勉強したいな」という保護者にとってはホームスクールは選択肢の一つです。うまく行けばホームスクールは進度が早く、勉強時間も短いから子供のストレスも少ないし、先取りすることになるので学校がいつ始まっても安心だからおススメです。ホームスクールは時間ではなく、中身です。低学年なら毎日3-40分もやれば十分です。勉強っぽいのは漢字と計算ぐらいです。低学年の子は面倒でもリビングの机で時間を決めて毎日3-40分間、習慣になるまでつきあってあげてください。あとは生活の中で作文の代りにおばあちゃんに手紙を書かせよう、音楽はピアノの練習でいいや、社会科はこの映画を観て語りあおうとか、独自のプランを立てます。学習指導要領をザクっと読んで理解して、これが出来てれば大丈夫!って鷹揚に構えられる保護者の方ならおススメです。
うちの子はホームスクールだからこれもあれもやっていなくて大丈夫かなと不安になる人、あれもこれもやらせなきゃと子供を何時間も勉強させるような人にはホームスクールは向きません。また勉強するしないで子供と既にパワーゲームに突入している人にも向きません。学校の宿題だけ子供に任せてやらせるとか、今は特に何もしないで学校再開を待つ...という方針も全然アリです。親が上手に子供を勉強させられないと、イライラした親が子供を叱り、子供は自分が頭が悪いと思って勉強を嫌いになる...という負のループに陥ってしまうご家庭が相当数あるそうで、「親が余計な手だしをするぐらいなら学校再開まで待っていて欲しい」という思いの先生は多いようです。 そもそも小学生に勉強しないと怒るのは変な話で、それは大人の指導が下手か、必要以上の量をやらせようとしているかどちらかでいずれにしろ大人が間違っています。子供と衝突ばかりしているようであれば下手に子供のやる気をそぐよりは学校が開くのを待つ方が得策かもしれません。ビリギャルには勉強を教えられるけれど、親とパワーゲームになっている子に勉強をさせるのは大変です。小学校の1-2年なんて後でどうにでもなります。アカデミックには目をつぶって、毎日一緒に食事の支度をしたり、良質なビデオを見たり、話しの筋がいい漫画を与えたり...と"思考"に働きかけるというのも続けると大きいですよ。