環優舎に子どもが一人入ることは家族が一人増えるようなものなので、ゆっくり慎重にしています。幼稚園のときから中学生になっても通ってきてくださるお子さんもいます。公立だと受験準備が始まるギリギリまで、私立だと6年生を卒業するまでの長いお付き合いになります。毎日、毎日一緒に過ごしているので小さな変化は見過ごしてしまいますが、ふと気が付くと今まで注意していたことがいつの間にか出来るようになっているのはとても嬉しいことです。

 

環優舎には毎日読書タイムがあります。小さな子は大きな子に交じって本を読んでいるふりをしているだけで実は退屈そうなのです。何度も読んだ本は簡単すぎて退屈。難しい本は読めないから退屈。退屈、退屈、退屈。本を持ったまま寝てしまう子もいます。毎日、読書時間に退屈しているのは無駄かな? 面白い本を読み聞かせてあげたらいいかしら? 

 

でもね、今日みたら2年生の子が文庫本を手にとって読んでいました。『六年四組ズッコケ一家』。234ページ。いつものように本を読んでいるふりをしているのかなぁと思っていました。でもよく見たら目が文字を上下に追っていて、しっかりと読んでいるのがわかります。

 

え~っ、いつの間に?! まだ暑い頃は読書時間になると適当な本を選んでじーっとお迎えが来るのをまっていたのです。幼年童話がかろうじて読めるかもしれない、150ページ弱のハードカバーの童話が読めたらいいなぁと思っていたのに一足飛びで文庫本。やった~!! 文庫本に到達するとあとは勝手にどんどん本を読んでくれるので知識がどんどん増えて、読解力があがり、さらに知識が増え、ますます読解力が...という上昇スパイラルに突入します。長い本を一冊読み切れず、問題集の短いテキストしか読めない子って以外と多いのです。長い本を何冊も何冊も楽しく読めると、小学校の教科書程度の内容なら簡単に理解できるので学力があとからいくらでもついてきます。A君、おめでとう! 肩の荷が下りたわ~。

 

読書習慣は「iPS細胞」のようなもの。培養したら何にでもなる可能性を秘めています。「子どもが本を読むこと」に異常な拘りをもっているのです、ワタクシ。好き嫌いが多かった子が何年もかけて何でも食べられるようになっていたり、長い時間をかけてゆっくり子どもの成長をみて見てくれる施設は保育園以外はほとんどありません。毎日長時間見ているから少しずつ働きかけて出来ることです。

 

地味だけれど、一生使える大切な習慣を身につける...のが環優舎です。

 

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