私、負けましたわ。
昨日、"財務省を取材できるほどの能力がある女性の経済記者が名乗り出てくるとは思えないなぁ。"と書いたけれど、全くの思い違いでした。事件は、テレ朝の女性記者が上司にセクハラを訴えたものの、相手にされず、新潮にネタを提供したという思わぬ展開に。
昨日、娘と一緒に「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を観て来たばかりで微妙にシンクロ。
今の若い女性は勇敢ですね。面白すぎる!
世間では私も含め、専ら、バッシングされるのがわかって名乗り出て来られるはずがないとタカを括っていましたが、他社にネタを提供したほどなので強い意志を持って行動されたのだと思います。この記者さんが名乗り出てもいいぐらいの覚悟を決めていたからこそ、それを阻止すべくテレ朝が深夜に記者会見を開いたのでしょう。
新潮の記事が出た時点で、テレ朝の女性記者の上司はもしやうちの記者では?と思っていたはず。社内でうまく揉みつぶしたつもりのセクハラのケースをよもや本人が表沙汰にするとは青天の霹靂。女性記者が名乗り出たら彼女の発言をコントロール出来ずにテレ朝の初期対応も批判されるでしょうから、「相手は財務次官。セクハラ発言ぐらいで大袈裟なんだよ。」と思いつつも彼女に代わってテレ朝が財務省に抗議をするという苦渋の選択をしたのでしょう。
2006年の福岡海の中道大橋飲酒運転事故に続く法改正がターニングポイントになって、飲酒運転には厳しい目が向けられるようになったと感じています。今までは、生意気とか、硬いとか言われていましたが女性が泣き寝入りしなくなってしまうと、今までは女性を黙らせるほうにしか機能していなかったセクハラ対応窓口も、相手が社外であっても、これを機に真摯な対応をせざるを得なくなれば数年で世の風潮が変わるかもと期待しています。