図書館から世界に関する本をまとめて借りてきました。
世界地図や世界の人々の暮らし、家のつくり、挨拶、世界遺産など。
その中で心にひっかかったのはこの2冊。

まんがで学ぶ開発教育 世界と地球の困った現実
世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実

飢えや貧困のメカニズムが、私が学生だったころに理解していたものと異なっていることに驚きました。当時は南北問題、植民地制度、アフリカ諸国の独立といった言葉がよく使われていました。今はさらに状況が悪くなっていること、問題が政治的、経済的に複雑に絡み合っていることが子供向けにわかりやすく解説されています。

宇宙に探査機を飛ばしたり、クローンを作ったり、人間の英知はすばらしいのに、食料をうまく分配して仲良く暮らす程度のことがずっと出来ずにいます。

通信機器大手に勤めていた頃は、インターネットを通じたコミュニケーションで世界は変わると思っていました。事実ビジネスの進め方やスピードは大きく変わったのですけれど、結局世界人口の上位20%にしか影響がなかったのだなぁと思います。

世の中には今の枠組みではさまざまなしがらみがあって解決できずにいる問題が沢山あります。ビジネスの分野では、たとえば労使などの相反する利害を一致させる様々な研究がなされ急速に成果をあげてきました。でも地球全体での資源の効率化や最適化にはまるで至っていません。むしろビジネス分野が突出してしまったために、バランスを欠いている状態であるとすらいえるでしょう。

何のために子供を教育するのだろう?

こんがらがった糸のようになってしまった地球。そうした問題解決への糸口を見つけられるような、そんな人に育って欲しいなぁと思うのですが、この本を読むとそういう人は暗殺されてしまいます.....。うーむ。どうしよう?? 母がひるむと、子供もそうなってしまうのかな。悩ましいです。